真面目ですから

春休み前の学校中が浮き足立っているだろう数週間の、とある午後、我が家でこんな会話がなされた。

「きの~の給食、最低やってん。ゴハンがもうビチョビチョ。米粒つぶれとった。」
「えぇ?今…新米の時期…ちゃうと…思うけどなぁ…何かの間違いやろぉ…いつもの水加減はど~したんや?」
「いいや。そんなんやねん、学校。学校のゴハン、水加減おおかた失敗しとる。かったいかたい時もあるし。」
「そうか…水加減、その日の気分か…」
「ほんで、きの~ウチのクラスにヤー先生来てな?」
「誰?ヤー先生。」
「僕があんまり好きじゃない先生やねんけど…」
「そうか…ヤー先生はお嫌いか…」
「嫌いじゃないで?あんまり好きじゃないだけや。」
「一緒のことやないかいっ」
「ビミョ~に、ちゃうから。」
「そうか…ほんで嫌いじゃないけど好きでもなくいたって嫌い寄りのヤー先生が、どしてんや?」
「好きか嫌いかでゆぅたら嫌いって答えるしかないヤー先生がな、めっちゃ話しかけてくんねん?今日のごはん、ベチョベチョやない?ゆぅて。はぢめて『この先生、イける!』て思ったで。」
そこかよ…。
「ほな、ヤー先生に言うたらええねん。『先生…こうゆう時もありますよ…。給食のおばちゃんだっていろいろあるやろうし「あ~ムシャクシャする~っ今日のごはん、水めっさ入れたんねんっ!」て思うことだってあるんですよ…いいじゃないすか、ムシャクシャして放火されるよりマシですよ…ごはんがベチョベチョなくらい、我慢しませう…。」
すると、どうだろう。
今までノってノって突っ込んできていたイチャが、はぁ…としみじみ、ため息咲かせて桃色吐息を吐いたあと、私に諭すように言ったのである。
「まぅ…。まぅはやぁ…そやってフザけたりしてるこの家がフツーのように思ってるかもしらんけど、学校ってそんなん、ならへんで?先生たちって『フザけるなっ!』とかゆぅて、そうゆうのが楽しいとか、そんな風に考えたりしひんで。先生ってそうゆうの、ない。」
「ふぅ~ん…」
「まぅにはわからんよ…学校て真面目なとこやねん。先生は『フザけるな』ゆうてんねから、自分もフザけへん。」

私も小中高と学校に在籍したーゆぅねん。席があっただけやけどー。
平成になってもま~だ真面目なままか、学校。
ったくもう。
ウチの子をこんなに真面目にさして、学校め一体ナンのつもりだ。
まさか教育のつもりじゃねぇだろうな。
あ、教育でしたか。そりゃ失礼しました。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-04-03 22:57 | +ミルニング+ | Comments(0)  

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