現実も名無しで結構イっちゃえる

私たちのアクティブライフが復活した。「体を動かして遊ぶ」というだけのことであるが。寒いと「屋外で元気に遊ぶ」ということがおっくうである。だって、寒いもん。だから、ハゲ引きをしたり将棋をしたりなんかして屋内でのスローライフ、極力省エネで燃費良く過ごしていた。しかし季節もよぉござんす。気温10℃を超える日々の到来。さぁ、我がテリトリーの数々へと歩を踏み出そうぞな。

我が家の、遊びとしてのバドミントン歴は7年を超えた。幼稚園という集団生活を始めたイチャにバドミントンの仕込みも始めて、はや7年。イチャは、私の「圧力スマッシュ」や「消え失せるサーブ」を打ち返すまでに腕を上げた。しかし、私のレシーブは東洋の魔女の回転レシーブに匹敵するのだ(遊びのレベルでのみ通用)!!そんなリベロまぅを打ち負かすべく、クラブでバドミントンを選択してイチャは技術を磨いた。冬の間なまらせた腕は「グダグダのラリー10回続けばええとこ」まで落ちていたので、我々は根性を入れなおしなんとか立て直した。半日もかかった。

さて、私たちがバドのコートとして使用しているのが、バラ公園の芝生が生えた多目的広場である。球技は禁止だけれどバドはオーケー。まだ芝生は枯れているけれど、青々とすれば休日などにはシートを広げてお弁当を食べている家族がいたり、歩き始めの小さいお子ちゃまがピョコピョコ歩いていたりなんかする。
去年、私たちにはここで「バド仲間」が出来た。私たち親子3人、ナキヒーは芝生広場の外周をクルクル散歩、イチャと私がバド対決をしていると、ひとりきりでバドリフティングをする御老体が現れ、
「ボク?おじさんと、バドミントンをやってくれないかなぁ?」
とイチャに低姿勢な挑戦を叩きつけてきたんである。イチャは、たいがいフザけた性格で誰とでも打ち解けるタイプの子供であるのだが、対「大人」となると、挨拶に留める変わったクセがある。その時も、「あ…は、はぁ…」と言いながら私の所へやって来て、「ま…まぅ…どう…する?」という態度を取った。おみゃぁ~はマザコンやなぁ、ハッキリと。おぉ~イヤだ…。
「その挑戦っ受けてたちやしょうっ!!」
イチャの代返をすると、内心そう思っていたイチャは小声で、「いっちょ、やったるかっ、ふっ、ギャフンとい~わしたんでっ、ふっ」と図に乗っていた。

15分後、イチャはギャフンと言っていた。
はぁはぁ言いながら「ちょっときゅーけいっ!!おっちゃん、ちょいきゅーけいっ!!」とタイムをとり、ベンチでコーヒーを飲んでいた私に「…はぁ…あのおっちゃん…あなどれん…強い…なんで取んねん…ミスると思わせて取んねん…アカン…このままじゃアカン…麦茶休憩や…」

御老体は、地面スレスレでシャトルを拾ってしまうのである。「今度こそキマったぜっ!」と油断していると「あ~ら~らっ…」と言い言い、ミスったと思いきやすくい上げて拾う。攻撃を全くやらないパーフェクトなそのリベロぶり。守備に徹す。キマったと余裕ぶっこいていた攻撃派のコチラは意表を衝かれ、足を掬われるわけである。勝ったと確信した上でスワ惜敗か…とシャトルを追っかけて行き取り損ねて惨敗するのだから、くやしさは倍。

その「おっちゃん」とだけ呼んでいたおっちゃんに、秋にバッタリ、別のところでお会いした。おっちゃんは、警備員としてそこに居て、私はイチャと、「なぁ…?あの警備員さん…なんか…知ってるような…気が…」「う~ん…僕も見覚えがあるような…」「あれ?バドのおっちゃん、ちゃう?」「あ~!似てる…」「声、掛けてみようや。」「…なんて?」「ええっと…おっちゃん、て、誰?何さん?」と言い合い、言葉に詰まった。
私たちはこの時、おっちゃんの本名も、素性も、何も知らないことを知ったのである。
幸い、じーっとおっちゃんを見ていた私たちにおっちゃんが気付き、「あれ?お~?なんでこんなトコで?」「やっぱ、おっちゃんやんね?」と、互いを合致させることが出来た。

「ずいぶん、久しぶりやないけぇ?」
「そやねん。寒いから家に居ててん。おっちゃんは?」
「おじさんは、日課やからねぇ。雨の日でも毎日、来てるよぉ。毎日おいでな?毎日。」
今年もおっちゃんと再会。
そして、また別の挑戦者も現れた。
「あのぉ…ごめんな、一回、おにーちゃんと打たせてくれんかな?」
「ええよ~。」
イチャは、おっちゃんたちにモテモテである。
しかし、おっちゃんたちの名前はいつだって知らない。
バドミントンが私たちのアクティブライフの無線LAN。
匿名で繋がってる。
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Commented by yurufuwac at 2008-03-27 19:33
*sawachi*です。
分かる~。
バトミントンって 何であんなに楽しいんだろう~。
100回まで、続けてやったみよ~とかって、やらない?
子供の頃、強風の中、やった記憶が。
風で全然飛ばないのにね。
大人も子供も一緒に遊べるよね。バトミントン~^^
Commented by MA at 2008-03-28 07:55 x
やるやるwww
やるよなぁ100回ね~ゆぅて。ほんで50回あたりにたか~くあげたら、たか~く返されて、なぬっ!ゆぅてもひとつたか~くあげて、高さの競い合いになって80回の頃には「く、く、首イテ…」てね。
Commented by s_h_i_g_e_y_a_n at 2008-03-28 19:59
>球技は禁止だけれどバドはオーケー。

なぁにー!? それは球技大好き中年のおれっちに対するピンポイントいやがらせかぁーヽ(`Д´)ノ責任者出せこらぁ

バド良くてテニスダメか?
じゃあ、あれかボールがだめか、球状がだめか? なら地球もダメか? なんやわれ、我等の母なる地球バカにすんな(# ゚Д゚)ノ!
あっ地球は微妙に楕円だからOKか? じゃあ月はどうだ? クレーターでセーフか? 土星はワッカで助かってるか? 太陽はあれか、フレアか? つーことは惑星はおおむね大丈夫って結論か?!


むきぃ"ミ,,゚Д゚ミっ!!"  おぬしやるのうっ


…はっ(〃 ̄ー ̄〃) ラグビー
Commented by MA at 2008-03-28 23:43 x
では解説しよう。
球技がダメでバドがよい理由を。
それは飛距離の問題だ。
シャトルっつーのは風に簡単に飛ばされるほど軽いモノだから、もし向こうのバラ園に飛んでっても、バラの花や茎を痛める可能性は低いわけだよ、ガリレオくんわかったかね?
芝生広場は案外広いから、シャトルをバラまで飛ばそうと思ったらかなりのパワーが必要だが、けだしオグシオでも無理であろう。
そしてこれは蛇足だが、球状でなくてもバラを傷つける危険性をはらんでいるものは、ダメなんでね。
例えばフリスビーとか。
あとは、球技大好き中年のおれっちとかは、まぁ…ダメかもしんないね、わかったかい?ガリレイくん。
by yoyo4697ru980gw | 2008-03-26 23:14 | +ミルニング+ | Comments(4)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA