あっけらかん

私は思うのだ。

日常でのコマゴマとしたフラストレーションの救いとなるのはいつだって、アッケラカンとした誰かの一言。
「そうゆう時こそユーモアだっ!」を口癖にして、ウエットに富まないカラッカラな一言を求める同士たちよ、お行きあそばせ開楽館(あけらかん)へ。かなり狭いけど、開楽館。なんせ、半畳ですから。知る人ぞ知るひとには【半畳邸】と呼ばれ親しまれ揶揄される、俗名【ベンジョウ】。漢字は「便乗」と「便所」を交互に使い分けてみられたし。そのスジの人々で繁盛すること請け合い。

同士よ、経験はござらんか。半畳ぽっちの開楽館(つまり手水)でひとり、はぁ…とため息つきつきここ二日三日を思い返してみていると、アノ時のアノひとのアッケラカンとしたアノ一言に、やっぱり突っ込みたくなる、そんなこと。
同士諸賢よその瞬間こそ、もうアノ出来事はすっかり過去である。

全く関係ないひとが、全く何の悪気も、考えも無く、アッケラカンと言った一言に。
まさしく当事者のアノひとが、びっくりするほど、アッケラカンと言い放った一言に。
救われたり、突っ込んだりと、忙しいなオイ。
しかし、それこそが【開楽館】という場所で行われる【排泄】という行為である。

だから私は思うのだ。
必要な生理現象なんだから、出すだけ出したらえぇんでねぇの??





それは約4ヶ月前の事、私の精神はたぶんボロボロボロボロそばぼうろのようにモロモロパサパサになっていた。お茶なしではとても喰えたモンじゃぁないくらいにね。でもなんでかクセになるお茶うけ『そばぼうろ』。私の精神そばぼうろ現象には私自身にもはっきりとその理由が説明できるものである。仕事上の責任の重みである。7ヶ月前、私に仕事を教えてくれた唯一の先輩が我が職場を去り、自動的に私がそのポジションを受け継がねばならなくなったんである。万年平社員気質のこのワタクシめ、何の因果かひとに仕事を教えてゆかねばならぬ酷。何がツラいのって、教えも教えたり6名が全員年上であるというツラさである。そこはオーナーの御配慮もあり、新人教育を私に担わせている以上、あまりにも年齢差がある場合は「まぅちゃんもツラかろうて。」と、丁重にお断り申し上げてきたのであるが、年齢を理由に断り続けるほど現状は甘いことはなく、背に腹は変えられず「はい…やってみます…」とトライし続けた。しかし、私が頑張っても努力してもアカンもんはアカンのである。横柄な態度で命令をした覚えは一度もないのだけれど、それでもやはり、10も20も目下の小娘に指示を仰ぐような職場なんて、よっぽどのことでないと続くものではないらしい。

私は三週間、同じことを教え続けても何一つ覚える気のなさそうな新人パートのFさんに、何かひとつ…何かひとつ…何かしらひとつ覚えてもらわねばFさん…クビだわ…と思い、そのプレッシャーに苛まれていたのである。朝のミーティングによりオーナーから「まぅちゃんには悪いけど…このままだと仕事がやっていけないから、お断りするわ…」との最終通告を私のみ受けていたのである。一方、自宅にFさんからは電話が入り「どうやって仕事をやっていったら、ええんやろうね?」という相談もまた、私のみ受けていた。まさに、痛い痛い板挟みである。
とにかくだ、ひとつ、掃除の仕方だけでも覚えてもらおうと教えまくった。口頭での説明では伝わらないと思ったので「見ていてください。」と、ココはこう、ココはこう、と実践をして教え「そして、最後にこうします。これで完了、です。」と総仕上げの実践を終えるとFさんは言った。

「明日になったら忘れてると思うけど、また教えてね。」

忘れるのがはやーーーーいっ!

「忘れてはいけません。覚えていてください。これは仕事です。」

そう返事をするとFさん曰く、

「覚えるのに時間かかると思うけど…。頑張るから陰ながら応援してね☆」

あたしゃ1ヶ月弱、どんだけ表立って応援してきたおもてんねーーーーーーーんっ!!

やりきれなさに涙を流しながら帰った翌日、Fさんは我が職場をクビになった。
私…心臓に毛が生えたような気がする…。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-03-24 09:49 | +開楽館+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA