1粒 300米

インフルエンザなんやろうなぁ~と思ってかかりつけに行ったらセンセーが、
「あ~あ~あ~、ノド、真っ赤真っ赤。そのしんどそ~な感じからしてインフルエンザで間違いないと思うけど、どうする?一応念のためイヤ~な検査してみる?」
と、長~い綿棒を鼻の奥にぐいぐい刺してゆくあの検査をするか、と問う。私はシャキッとするのがしんどいので猫背のまま答えた。
「いや…いいですわ、センセー。もう、検査はええ。私どうせ、インフルエンザやもん。」
「なぁ?インフルエンザやなぁ?そう思うやろ?」
「絶対、インフルエンザ。」
「せやな。じゃ、大人用のタミフル飲んでみよか。」
「ぁい、飲みますタミフル。」
私は最高熱38度を記録したものの、インフルエンザのくせにそれ以上に上がることはなかった。果たして本当にインフルエンザなのだろうか。それともタミフルの成せる業か。テーブルに置かれた薬剤の「タミフル75」という名称を見、帰宅した我が家の全員が同じことを言った。

「まぅ、タミフル飲んでんのん?やめたほうが、えんちゃう?」

やめたほうがええんちゃうかと、そうゆうことはチラとよぎった、私も。調剤薬局に処方箋を出した時、とにかくしんどかったもんやから空いてる席に座ってぐったりしてて、ほんでたちまちねむ~くなって目を閉じていたら、薄れゆく記憶の最後のほうで、薬剤師さんが「…タミフルですか?」と誰かに小声で確認を取っているのが聞こえた。10代へのタミフルの処方が禁止になったとは聞いたけど、大人にも危なくなってきたのかとうとう…そんなことを感じながら次に目を開けた時には、横に薬剤師さんが居て「大丈夫ですか?」と私に訊いていた。はい、と返事をすると薬剤師さんはタミフルの説明をした。が、何一つ耳に入ってこなかった。とにかく「いくらですか?」とだけ訊いて代金を払ってタミフルを買って帰り、あまりの身体の痛さに、つい、タミフル飲んぢゃった。だからもう飲み続けなきゃ意味ないわけで、今更やめても何一つ得なことないよな気がする。
朝晩のタミフル服用で、タミフルは一体私のどの症状の治療に力を注いでいるのだろうか。何かの症状が軽くなるどころか嘔吐という症状が追加されただけであるような気がする。タミフルとは、かなり相性のある薬物であるらしい。去年イチャがインフルエンザに罹った時、センセーが「タミフル、どうする?」と訊くので、「一日中みときますんでタミフルでお願いします。」とタミフルの処方をお願いした。去年もタミフルと異常行動との因果関係は取り沙汰されていたのだが、イチャの熱は40度を超えており「トイレ行きたい…」と立ち上がって台所へと向かったところをみるとどのみち行動は異常だな、と判断した。タミフル飲んでも飲まいでも飛んでるんなら、タミフルの効果を試す価値アリである。

「タミフル飲まして、すぐベッドに縛ってたら間違いないわ。」
というセンセーの助言を参考に、縛りはしないもののタミフル飲まして、ドアに鍵を、襖という襖を、引き戸という引き戸を、全て閉めた。異常行動を促されたイチャは、台所へ行き間違えたと計算して合計3枚の襖と建付けの悪い引き戸を開け、さらに鍵を開け玄関をガラガラと引かないと外へは出られない。いくら異常だったとしてもそこまでして外に出ようとするほどの体力を、40度の熱では持続できまい。
小児タミフル服用後のイチャは、異常行動などひとつも起こすことなく眠り続け、なんとたった一包で翌朝には平熱に戻り「トイレに行くわっ」と言って最短距離でトイレに行くことが出来たんである。あまりの効能にイチャは「タミフルってすげぇなぁ~っ!」と感心。タミフルはオマケに我が子の信頼を得た。一包で二度おいしかったこのタミフルに私はキャッチフレーズをつけた。

一包で トイレが見えとる~

イチャとタミフルの相性はとてもよかったが、同じ親子と言えど微妙に体質の違いがあるのだろう。私はタミフルと相性がよいとはどうも言えないようである。今夜飲んで吐くようならやめよっかなぁ…と思いながらついつい今朝もまた服用した。タミフル服用のための白湯を用意しながらイチャに「そのタミフル、接写で撮っといて。」と依頼。「何のために?」と訊かれたので「まぁ…記念に。」と答える。
こんだけキケンやキケンや言われ、10代のへの使用が禁止されたタミフル。
カプセルの配色がこんなに可愛かったとは恐れ多いことである。

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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-08 13:58 | +ミルニング+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA