チキンソング

ちょくちょく方向性を見失うハナモゲストであるが、また方向性を見失った。リーダーのミキサは「解散だっ」と常々言っている。理由は、メンバーが揃わないからだ。まったくケベンは変速機付自転車をブイブイゆわせるのに忙しく、まったくピラはサイコロを転がすのに忙しく、しかたなくミキサはひとりぽっちで背中を掻いたりベソを掻いたりするのに忙しくって、替え歌というジャンルでやる以上、シチュエーションがなさすぎると曲があがらないのだ。
しかし、突然にシチュエーションというものはやってきて、唐突に曲が出来上がったりするから、ハナモゲストはなかなか解散が出来ないという難儀なバンドなんである。ミキサは、魔が差して曲をあげてしまうのだ。やめときゃいがっただ。

ず~っと「ポッキーナベイベ~っ!」だとおもてたよ。アレ、「ポッキンナベイベ~っ!」やったんやな。
変速機をカチカチやってママチャリをゴボウ抜きして帰宅したケベンが、いつもに増して叫んでる。「ムッカつくぜベイベ~っ!」。オマエはどうゆう方向性でいきたいんだ、ケベン。ヘヴィメタバンドか?ビジュアルバンドか?コミックバンドなのか??それとも井上マーか、オマエは。今日も何かに叫んどけっ。なにかっつっちゃ~叫びたくなるケベンは、とりあえずどんな事柄に叫びたいかが具体的にない場合に「ポッキ~ナベイベ~ッ!」と言っている。最近は「あ~うっ!!カモーンエビバーデーッ!!」を多用しているが、依然、「ポッキ~ナベイベ~っ!」の活用頻度は高い。ずっとずっと「ポッキ~ナベイベ~っ!」やとおもとったから、「ポポッポポッキ~ナっ!」と合いの手を入れていたが、どうやら違ったようだ。しかしいまさら正式にしたトコロでしっくりもこんので、そのまま私は小さく叫んだ。「ポッキ~ナベイベ~…」。するとピラがCMソングをアレンジにかかった。「ど~でもイイじゃん、て秘密でごじゃる~♪」。
おお、元歌の提供元ピラ。それ、イイじゃん。ミキサはリーダーとして宣言した。
「そろそろあげよか、ハナモゲスト新曲。わしゃ、作るぞ。ポッキ~ナベン・ベン!」
方向性は、まるでない。

リーダー・ミキサはその時、これから買いに行く「肉」についてケベンと意見交換をした。
今日の夕食は何にするのだ?とケベンが問うので、チキンカツであると表明。なぜにトンじゃなくチキンなのだ?と、なおも問うので、肉の中では私はチキンが好きだからだ、と宣言。それに安いしな、と付加。え~トンにしようや~、とケベン。え~一人分だけチキンになると作るんめんどっち~やんかぁ~、とミキサ。どっちもカツやったら作り方一緒やろっ、とケベン。作り方は一緒やけど揚げる時ベツにせなアカンやんめんどくせぇ、とミキサ。じゃぁもう全部トンカツにしぃや食べれへんわけちゃうやろ~。おらチキンがえぇだおっとー。僕トン。僕もト~ン。こら、誰も多数決で決定するなんかゆぅてぇへんぞっ!よっしゃト~ン!よっしゃトンカツ~ぅ!だから多数決じゃねってばさ!トンカツじゃベイベ~っ!!

『ポッキンナベイベー』のポッキーCM曲のアレンジで
ハナモゲスト『パッチ~ナ ベン・ベン』オンエア解禁です

もうトンだって言ったじゃん
て、チキンでごじゃる
貧乏舌 かついじゃって
パッチパッチパッチ~ナ
トンカツだって言ったじゃん
て、チキンでおじゃる
「トンカツです」て かついじゃって
パッチパッチパッチ~ナ

ど~せ味の違いなんかわかっちゃいねぇ。
「トンカツにしといたで」ゆぅて堂々とチキンカツを出しといた。
ここいらで「パッチもん」とは、「ニセモノ」という意味でおじゃる。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-01 22:13 | +ハナモゲスト ゲリライブ+ | Comments(0)  

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