聞えない

住宅街を歩いていたら、私の前を闊歩していた19歳のヒー坊が急にダメージを受けた。
「ねぇ?うるさくない?なんか…すごく大きな音鳴ってるやんな?キーーーーーーンていう音」
三歩下がって慎ましく歩いていた私は何のダメージも受けはしない。
「へ?今?」
「ほら!また鳴ってる!コレよ!」
「どれ?」
「まぅ、聞こえへんの?コレよ!」
「何のハナシ?」

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キーーーーンの音は鳴ったり鳴らなかったりするようで、41の私には何も聞こえない。
「アレか…若い耳にだけ聞こえる音か。もはやその音は中年の私の耳には届かんな」
「あぁ…あるなぁ…モスキート音な。わーーーーむっちゃうるさい!」
「お。一瞬だけ聞こえるな、ヒュンて。この音?」
「そんなちっちゃな音じゃないで。むっちゃ長く聞こえてる」

「コレかなぁ?」

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赤いランプが点く時にヒュンて鳴いてるけど、その音のみが41の私には聞こえ、ランプ点灯中に発せられているであろう長いキーーーーーーンという音は19歳の耳にのみ届く。
「で?この機械は何のために設置してるわけ?」
「モスキート音で蚊を寄せ付けへんとか、そうゆうヤツやろ?」
「10代もオマケに寄せ付けへんこと出来るやん」
「ほんまやな~コンビニとかコレ置いたらええねん、駐車場に。」

駐車場がヤンキーの溜り場になっているコンビニのオーナーさま、おひとついかがですか。
ヤンキー除けにモスキート!





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by yoyo4697ru980gw | 2016-11-15 11:41 | +cool down run+ | Comments(0)  

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