子供だからこその世界がある

子供の頃の夏休みには窓を全開にしてお腹にタオルケットをかけて爆睡してたよなァと思って、そない熱帯夜とも思わない気温の日に、同じようにタオルケットをかけて眠ってみたら、2時間くらいで目が覚めたね、寝苦しくて。

寝汗ってこんなにかくのか。
そういえば子供の時もシャワー浴びたのかと思うほど髪の毛が汗びっしょりになっていても、気にせず遊んだり眠ったりしてた。
自分では気づいていないことが多く、たいがいおばーちゃんがタオル持って来て拭いてくれる、とかね。
それくらい無頓着だったし、夢中にもなれた。
大人になるとひとつのコトのみに夢中にはなれない。
働くという経験が自分を大人にさせ、マルチタスクを身に付けさせる。

だからシングルタスクのヒー坊を見ていると、若干イラっとして叱り教え諭しながらも、コイツは汗びっしょりになってひとつのコトに集中しとるわそういえば…と、その残り少ないであろう子供特有のあの世界に、ひたっておけ今のうちにとも思う。

「なんやこの高級感あふれた応接間」

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「アンタ小さいし、いけるんちゃう?」
「いや、さすがに無理やで」

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ギリやな。

この子供用豪華応接セットが置かれているのは、エキスポシティの通路のど真ん中。
さすがに子供と言えどこんな空間を応接間として過ごせる強者はおるまい。

「あ、来たで、子供。」
向かいのソファーに腰掛けて、応接室(ワンフロア・フルオープン)の様子を観察する。
「ほら、座った。」
「6年生くらいか…ギリやな」
「何がギリ?」
「子供としての年齢がギリ。このくらいの年齢だともうこの空間を我がモノには出来ひんのちゃうか」
「あ。地図広げてんで?」
「…結構デカいの広げるなァ」
「わ~~~ひじついた~~~むっちゃくつろいでるや~ん」
「シャチョーーーーーー」
「ほら、足まで。靴脱いでるで」
「自宅かココは」

よくぞこの通路を応接間として全うしたな、少年よ。
そして通路なのに応接間として利用できると踏んだエキスポシティ、大正解や。






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by yoyo4697ru980gw | 2016-08-10 01:15 | +ミルニング+ | Comments(0)  

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