イマジン ~神秘と不思議のトリック~

「こないだ18億7500万円くれるってメールがきてたやんか」
「きてたね。随分くれるねぇつって」
ヒー坊が、うわ~!めっちゃくれる~!と喜んでいた迷惑メール。
「そのあとで68億円もくれるって。…えらい上がりましたね。」
「ずっと無視しといたら兆まですぐいくんちゃう?国家予算なみにくれるやん。最初いくらからスタート?」
「そんなん覚えてないよ…同じアドレスからきてるわけちゃうねんから同じ所からきてないしスタートとかない」
「同じ所からきてるに決まってるやろ。いろんなアドレス使ってあっちゃこっちゃからメールしてる風を装ってんねん、おおもとは一緒や。だからこんな短期間で資産が跳ね上がんねやろ、みんな無視するから。いい加減気付いてもええのにな、訂正するのは額じゃないってトコに」
「最初は何百万とかのレベルやったのになぁ」
「68億までイっちゃってるから、もう100万円がケチくさいもんな。ホンマにくれるんやったら相当な金額やのに68億を出されてるもんやから100万ごときではとか思っちゃうもんな。かすむかすむこんなにかすむ100万円知らんわ」
振込口座登録も完全無料!やって」
「ただし、口座登録の際の事務手数料29500円(税別)は別途かかります。」
「もらえる68億からその事務手数料を差し引いて振り込んでくれたらええねんけどな」
「そう返信してよ。迷惑メールが毎朝200件くらいくんで。毎朝それを削除することから一日が始まんねん。日課が出来てええやんけ」

間違いメールを装って私とコンタクトを取ることに成功した迷惑メールの主、東京の女優のタマゴ千絵ちゃんはどうしたのでしょう。あんなに「これも何かの縁」をアピールしてきたのにすっかり疎遠になっているではありませんか。もう3ヶ月も音沙汰が無いじゃないの。私の調べによるとオーディションに受かったというメールがくることになっているのだけど。我が事のように喜んであげる心の準備はもう整っているのに。私の千絵はオーディションに受からず、違うひとの千絵がどんどん私を追い抜いている模様です。

ん?アヤシイぞ…という己の勘を信じた者が検索という特殊能力を使った結果、辿り着く情報が、私の笹本千絵日記となっております。


かように世の中には、不思議がいっぱい。

やっと宮崎シリーズが終わったかと思った皆さん残念でした、これも宮崎シリーズのひとつなんですよ。しかしご安心ください、最後のひとつですから。

さて、陸の孤島みやざきは神秘と不思議のパワースポット県です。
コレはスゴい!という人工建造物としてシーガイアっつーのが宮崎にはあったんですけど、ま、今もあるんですけどね、フェニックス・シーガイア・リゾートとして。
開業当初には大規模に宣伝しまくったオーシャンドーム。
果てしないオーシャンビューが無料でご覧いただけサーフィンを楽しめる海が目と鼻の先にあるのに、人工ビーチでサーフィンが出来るほどの高波を起こすオーシャンドームは赤字が続いて2007年に閉鎖されました。2007年まで閉鎖されなかったことのほうが宮崎県民として驚きではございますが、宮崎の巨大プロジェクトで負の第三セクターは今やゴルフと温泉に落ち着きました。

宮崎の正解な在り方やなァと思いますねぇ、つくづく。
富裕層が年に1回くらい長期滞在するとええとこなんですよ、宮崎。
あっこも行きたいここも行きたいなんて場所がちっともないから、他の観光地と違って疲れません。ホテルでゆっくりして、ゴルフして、温泉入って、ゆったりして、ゴルフ。ほんで温泉。その繰り返し。

第三セクターでちょっと観光事業に迷走しましたが、宮崎は昔から観光には神秘という目に見えないチカラを使ってきました。クルスや鬼の洗濯板といった大自然の不思議を「こうやって見ます」と教えるだけ。ただそれだけ。「ほらここに来て、こうやってみて。ほら、ひんやりするでしょう?」「ホンマや~なにこれ~不思議~」目に見えないチカラをカタチにする、それが宮崎の観光事業です。宮崎は「どう神秘か」「どう不思議か」を教えられその知識で巡る旅なのです。

ではそんな、知ったからこそ不思議が増す神秘のトリックをひとつ、ご紹介しましょう。

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日向市、大御神社です。

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弟の嫁が初詣はすんごい人・すんごい行列と言っていました。
「え?大御よ?」と聞き返したましたが「うん、大御。」と言い切るので「大御で人の行列なんて見たことないけど」と訴えたら、正月の初詣だけはスゴいらしいです。そっか…私、正月に大御神社に行ったことないな。
大御神社は伊勢ヶ浜に行ったついでに寄る場所で、授業をサボっていることがパトロールの先生にバレないように身を隠す場所だからな。
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ありがとう、大御神社。ごめんなさい、大御神社。
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救世主、大御神社は海辺の神社です。

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こんなに海を望める神社で景色がいいのに、写真を撮った日がたまたま曇天だったので、このようなホラー画像となってしまい、とても残念です。
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神社から海へと降りて行くことも可能です。

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境内から神秘スポットへも直結。

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直結はしてますが、距離はそこそこあります。
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途中に出てくる亀の岩。
よくあるでしょう?〇〇の形に見える岩。亀っぽいのよ、岩が。亀と言われて見れば亀というおなじみのカンジ、てな視点で見ていただいたら結構なんですが、

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スケールは予想以上です。
もうね、海込みの亀だからね。
海に向かって泳いで行っちゃうと思うな。

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さて本題の神秘『龍宮』への道です。

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アップダウンが激しいですよ。
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膝にキます。

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画像では傾斜がわからないので、ヒー坊が登っているさまを撮ってみました。
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このような傾斜角度です。

心臓破りの階段を降り切ると、岩場の洞窟があります。

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鳥居が目印。

向かいは岩場の海。

天井が低い建物や高さの無い門などで、「人柱しとこうかな…」と言い出して写真機を渡した時のひとの反応は2パターン。知らないまま写真を撮るか、「なんなん?それ?」と聞くか。

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長柄の人柱伝説でご検索のほどを。
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岩窟の突き当りにある祠の前には「振り返って下さい」という立札がありますが、実際にここから振り返った景色は、こう。

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私の視線が下ですからね、だって。

龍を見るためには位置関係が大事なんです。
ただ振り返るだけでは、とても龍は拝めませんよ。

単なる岩窟の入口として見えるだけです。

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ココというポイントが示してありますのでまずはソコへ移動。

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そこからの景色がこんなカンジ。

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微調整を自分でやって、龍を出現させる必要がございます。

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このあたりですね。
でも、これでは天然光量がありすぎて龍の輪郭がぼやけてしまいます。
そこでカメラのほうのモード設定を駆使しましょう。

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ハイ、昇り龍。

これが神秘と不思議のトリック。
宮崎の観光は知識と技術が必要ですが、想像力と感受性でカバー出来ますのでご安心ください。





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by yoyo4697ru980gw | 2016-04-11 15:58 | +朝臣寺+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA