レトロモダンファンタジー縣廰

私は宮崎県民の人生よりも、関西人になってからの人生のほうが3年ほど長いので、関西の暮らしの中で宮崎弁をしゃべるようなことはないけれど、言葉の下地が宮崎弁なので、慌てたり急いだりビックリしたり怒った時などの言葉がつい方言になってしまう、ということがある。

先日も、沸騰しているお湯の中からくっついてしまったパスタをはがすという作業の説明をヒー坊にしていて、無意識に方言を使っていた。
そもそもかたまってしまったのはパスタをバラさずに投入したヒー坊の技術不足にもかかわらずヤツは「じゃぁ箸で混ぜながらくっついた部分を次々にすぐにはがしていく!今なら間に合うから!」とのアドバイス内容を汲み取れなかったのだ。
時間との戦いなのに悠長に「どうやってぇ?」と聞くので、イラっとして答えた。
「箸でまぜながらくっついた部分が出てきたらいちいち剥がす!こやってこやってやんねん!出て来たら出て来たひこ!!」
するとまた悠長にヒー坊が聞くのだ。
「ひこ、てなに?」
「ひこ、て?」
「今まぅがゆぅたやん、出て来たら出て来たひこ、のひこ」
「あぁ…出て来たら出て来ただけやって全部」
「全部のことをひこって言うんや~」
「違うよ。」
ひこ、は『だけ』の部分。あったらあっただけ、見たら見ただけ、持って持てるだけ。のだけの部分がひこに当るが、ひこは『該当する分量』という意味合いなので、例えば「電話だけしといて」という時の「だけ」にひこは使わない。言葉だけではなく意味合いをわかって使わなくてはいけない方言があるかと思えば、意味なんか知ったこっちゃなく使っている方言もある。

宮崎出身の俳優、堺雅人が宮崎県のある特定の地域のみ、水がカラダにかかった時に「いり」と発すとトーク番組で話していて短いなァと思った。
私は「いひちゃ」である。これは関西人になった今でも、水が身体のドコにかかっても言う。だってそれ以外に水がカラダにかかった時に出ないんだから。発音的には「いひちゃ」と「いしちゃ」の中間くらいの発音。反射的に出る言葉で早口だから聞いてる人は「いちゃ」くらいかもしれないが、書くと「いひちゃっっ!」が一番近い。
しかしこの方言に意味など無い。
ないが、水がカラダにかかれば「いひちゃっっっ」と言っている。

ソウルランゲッジ方言、摩訶不思議。

摩訶不思議な空気感と言えば宮崎。

一度も来たことがないのに懐かしい、宮崎。

なんだか記憶の片隅にあるような、ファンタジーの世界。

その感覚がないまぜになっている宮崎をご紹介しましょう。

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九州で唯一、戦前から残る宮崎県庁。

全国で4番目くらいに古い、昭和7年に建設された近世ゴシック様式の県庁舎です。
門柱の表札の「宮崎縣廰」がでなくなのは広く県民の声を聴くという意味が込められています。

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サボテン・はにわ・フェニックス・はまゆう。
詰められる宮崎は全て県庁にあると言っても過言ではございません。

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石材がふんだんに使われたひんやり空間。

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県庁に普段どんな用事があるかを考えたら、パスポートくらいしか思い当たりません。

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県庁マニアとかいるのかな。
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宮崎はなかなかのレトロ県庁だからマニア受けするかも。

ジブリ感もそこそこあります。

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ちょっと木登りでもして

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深呼吸でもしてみたらいんじゃないでしょうか。

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県庁の中で。





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by yoyo4697ru980gw | 2016-04-01 18:28 | +朝臣寺+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA