改心カス汁

「朝からそんなに食べる?」
「だっておいしんやもん」

「だろうとも嗚呼そうだろうとも。今回の酒粕はとくにおいしかったからな。ま、どの酒粕で作ろうが私のカス汁は子供たちを改心させるカス汁やからな」
「ほんまソレ」

昨日作ったカス汁を、朝っぱらから食べるヒー坊18歳。
成長期の高校生だから味噌汁茶碗では量が足りないというわけではない。
発達遅滞の恩恵を受け、身長は153㎝体重38㎏にウエスト56㎝。
笑けるほどのガリガリで食の細いノーおかわり主義者で、一日2食でも生きていける燃費の良さを誇るヒー坊が、汁椀を超す容量のドロップボウルについでなおかつおかわりをするほどのウマさなんである、私のカス汁は。

d0137326_02534729.jpg

「みんな我が家のカス汁でカス汁を見直すからな。カス汁好き~ゆぅてる子供なんか知らんやろ?」
「子供はみんな嫌いやで。給食で出たら『オエー…カス汁…』ゆぅてるもん」
「給食でカス汁出るん?」
「出るで」
「うわぁ~もったいない!カス汁って大量に作れば作るほどおいしく作れるのに。給食なんて何百人分って作るやん。私やったら極上のカス汁作って子供たちの胃袋掴むのに。作り方間違っとんねなァ、給食のおばちゃん」
「マズいで。みんな『少なめについで』とか頼んでるもん」
「給食当番と仲良くなっとかなアカンな…どんだけマズいねん」
「班の中でもより少ないひとに『こっちと変えて』て頼んでる」
「相当マズいねんなァ…カス汁のために信頼関係を築かなアカンやん」
「カス汁のための人間関係作りや」
驚異的なマズさみたいだな。

学校はこの現状を知っているのか。子供たちがカス汁ひとつで他人に押し付け合うための人間関係を構築している現状を。食育を多方面から何とかせなアカンな。おいしいカス汁の作り方、子供たちのおかわりが止まらないカス汁の作り方、誰か教えんのか。ならば私が教えよう→カスカス汁





[PR]

by yoyo4697ru980gw | 2016-01-07 02:57 | +knowing+ | Comments(0)  

<< 2016年は平成28年です 食べでみでぇ~ >>