急性上気道炎で今日という一日の6割を寝て過ごしました。
平たくゆぅたら風邪なんですけどね。
病状が深刻っぽいでしょ、急性上気道炎て言うと。
ま、ただの風邪なんだけど。
健康なひとが普通に体調悪かったりしんどかったりすると風邪っぽいなァで済むけどね、慢性化する難病だと「悪化かなァ」てことも思わなきゃなんないんだよね、そこが難点だよね。
かかりつけならとくに日時を指定しなくても自分の都合で行けるけど、大学病院ってのは担当医の診る曜日が決まってて予約もいるから、自分の体調のほうを先生に合わせなきゃなんないんだよね、そんなのコントロール出来るわけないけどね。うまく火曜日に痛めばええけど水曜日に痛んだりなんかした日にゃぁ翌火曜日まで1週間も耐えないと診てもらえないんだから。そうなるとホンマにどもこもならん状態の一歩手前くらいで予約を取っとかなきゃなんないし、でも今日は痛いけど明日はマシになってるかもしれない可能性もあるわけでね。いつもは左脇腹だけが痛いけど今日は背中も痛いからどうしようかなァと迷う、でも我慢しろと言われたら我慢出来るし。迷う、おおいに迷う。
コンビニ受診ちゅうて、救急外来を受けるほどでもない軽症の患者が日中は仕事があるとかぬかしてけつかりワレの都合で夜遅くに救急外来を受診しモンスターペイシェントと化すことが問題となっているけど、私は室内で救急車を呼ぶための電話に辿り着けなくなるまで救急外来を利用しない優秀な患者である、これを私はカラチャイ受診と呼ぼう。世界一気軽に行けない場所のひとつであるカラチャイ湖から取った。
これがもし風邪ならサルの悪化ではないから寝て治すという方法になるんだけど、試しに寝てみようかな…。
そんなわけで。
今日という一日の殆どを寝て過ごしました。
思い出したように洗濯をして干す前に眠り、ヌモーと起き上がって洗濯物を干してまた眠り、ひとの気配を察知してハッと起きて枕元にやって来たみかん泥棒にカカト落としをお見舞いしてまた眠り、電話の着信音で目覚めてその後で眠り、そのようにして今日という日を過ごした甲斐あって、元気が30%ほど回復しました。
やっぱ風邪だったんだな、急性上気道炎ね。
元気になったので京都ゆぅ日を書いていきたいと思います。
事前の会話と実際の結果とを、時間軸を超えてお送りしたいと思います。
京都キョウトゆぅてね、ヒー坊の高校は京都遠足が好き。
「また遠足どうも京都っぽいねん」
「また?3年間遠足は京都でお決まりやな。お馴染みの、てカンジ」
「現地集合・現地解散やからな、手頃なんちゃう?東山やねんけどさァ」
「東山って何あるとこ?」
「シミズデラ」
「キヨミズデラやな。小学生の時から事あるごとに行ってんのに読み方くらいピンと来たらええのになかわいそうな清水寺」
「シミズヤキていうのの絵付けするらしい」
「それもキヨミズヤキとお読みください」
「お土産なにか買ってこーか?」
「いらんでべつに」
「手拭いとかは?」
「そうやなァ…オシャレな手拭いやったらいらんで」
「じゃぁどんなヤツ?」
「誰がこんな手拭い欲しいねん、て思うヤツ」
「例えば?」
「清水寺とだけ書いてるヤツなら是非欲しい」
「清水寺に失礼やろ」
「じゃぁアンタ清水寺とだけ書いてる手拭い欲しいと思う?」
「いらんな」
「ほら。アンタのほうが失礼極まりないわ。私は欲しいゆぅてんねから」
「誰がこんな手拭い欲しいねんて思うヤツってゆっちゃってるやん」
「続きがあるやろその後が。誰がこんな手拭い欲しいねんて思うヤツ、その誰かは私だが。アンタはハッキリいらんてゆぅた」
「どっちもどっちやな」
「ま、そやな」
「ほかは?100円ピンズ?」
「見つけられるモンなら見つけておいでや。昨今の消費税値上げでもはやピンズは100円ではやっていけんらしく200円が主流になってるから100円のピンズはもうないで」
結果
普通にあったらしい
ご当地ピンズは100円バージョンと200円バージョンがあって、私は100円バージョンのほうをお土産としてガチャしてきてと頼むことが多い。200円より100円のほうが断然ハズレ感がスゴいんだけど、その100円の中にもハズレ界のアタリみたいなややこしいランクがあって、まんべんなくどれも欲しくないんだけどコレが出たらマシと思えるてのがハズレ界のアタリなの、わかりにくいんだけど。
で、結果。
このピンズは
ハズレ界のどハズレ
「清水寺に音羽の滝っていうのがあってな」
「あぁ、あるなァ」
「そこの滝って3本流れてて」
「そういや3本あったあった。でもアレって人工的に3本に枝分かれさしてるだけでオオモトは1本に決まってるねんけどな」
「いいや。ちゃんと3つにわかれてんねん」
「まァ…そう思うんやったらそうゆうことにしといたら」
結果
ほれみたことか、オオモト1本チオビタドリンク。
※チオビタは音羽の滝とは関係ございません
「ほんでな?3つな、学業・恋愛・健康なんやけど、どれかひとつだけ、一口だけ飲むねんて。二口飲んだらご利益が2分の1で三口飲んだら3分の1に減るねん」
「まァ…そうゆうことになってるんやろう」
「ほんでその音羽の滝の水を瓶に入れたものが500円で売ってんねん」
「一口説どこいったんや」
「500mlで500円やで、高くない?タダで汲めるのに」
「汲めんの?!」
「朝6時の開門と共に汲みに来てるひとがいるみたいやで」
「そんな早朝からいる?水?まァ…年寄りは朝が早いし苦にはならんか…拝観料いらんとこ?音羽の滝」
「いるで、300円」
「へ?300円払っても欲しい水ってこと?」
「おいしいらしいで。音羽の滝で入れたコーヒーとか」
「…欲しい。お土産音羽の滝でええわ、4リットル」
「4リットル?!」
「あの家出かと思うようなリュックあるやん?あれに2リットルのペットボトル忍ばせて行って汲めるようなら汲んできてよ。現地解散した後で汲みに行ったらええやん、帰り夜遅くなってもええで。特別に許可する」
「えー…ボク解散したあとでアニメイトとか行きたいトコいろいろあるんやけど…」
「やれるやれる、アンタならやれるで。日課やん、水汲み」
「いや…京都に行ってまで水汲みって…」
「絶対ウケるで。音羽の滝の前でどう見ても中学生のアンタが4リットルの水汲み始めたら。しかも2リットルのペットボトル2本て、すごく本気やからな。やってよ」
「まァ考えとく…。音羽の滝を汲んでる名物おじさんがおってな、柄杓使わずに直接イってるらしいわ」
「直接って…どやって?」
「手ぇ伸ばして」
「手ぇ伸ばして届くようなトコに落ちてたかなァ滝…いいや、届かんて。」
「でも直接汲めてるらしいで」
「すんげぇ頑張って手ぇ伸ばしても無理やって」
結果
こんなカンジで可能