郷土料理のチキン南蛮を私は家庭では食べたことがない

鶏もも肉を頬張れないくらいの一口大に切り、カツとも天ぷらともカラアゲとも違う衣を付けて揚げたあと、アツアツのまま南蛮酢にくぐらせ手作りの具入りタルタルソースを乗せたモノ。
それが、宮崎のチキン南蛮である。

各家庭のタルタルがあるほど、チキン南蛮はタルタルがオリジナルのものでなければならない食べ物であるが、我が家に限ってはチキン南蛮を家庭で作ることがなかった。私しか鶏肉を食べる人間がいないので、カラアゲもチキン南蛮も外食のメニューである。


宮崎中どこで食べてもチキン南蛮はおいしい、ハズレがない。
ひとつとして同じタルタルには当たらない。
さすがに朝からチキン南蛮は食べられないけれども仮に朝にお弁当屋さんのチキン南蛮弁当を食べ、昼に食堂でチキン南蛮定食を食べ、夜にレストランでチキン南蛮御膳を食べたとしても、すべてタルタルの味が違うので飽きることはないと思う。
しかし、関西の『チキン南蛮』は高確率でハズレる(→チキン南蛮のハズレっぷり


こうなったら自分で作るしかない。
しかし我が家ではチキン南蛮を作ったことがない。
私が食べて来た宮崎のチキン南蛮は、プロが作ったものばかりなんである。

養鶏場を営む我が家でチキンナゲットなど食べていると「オマエはよぉこの環境で鶏肉が食べれるなァ…」と前科者かのように感想を吐かれたものである。

私が鶏肉を食べられなかったのはただ一度きり。シめかたを教わった時のみである。目の前を歩いているニワトリの足をつかんで逆さにし首の骨を折ってシめた。首の骨が折れるミシミシという感覚が指に伝わりニワトリは羽をバタつかせて激しく暴れた。その日はさすがの私も新鮮な目の前の鶏肉を食べる事は出来なかった。しかしそれも最初の一回だけ。私は女子高生にして生きたニワトリをシめて食卓に並べることが出来たので、精神的にタフなんだな、と自覚した。

かように鶏肉をさばける私であるが、料理はからきしダメである。絶対舌感もなし。けれども宮崎人としてこれまで食べてきた『チキン南蛮』がどのようなモノだったかの記憶はある。関西の『チキン南蛮』がチキン南蛮ではないこともわかる。
そして私は、研究が好き。
料理は嫌いだけど、研究が好き。
だから作っちゃいました→【宮崎人が作る】なんちゃって本場宮崎チキン南蛮





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by yoyo4697ru980gw | 2015-11-22 22:56 | +knowing+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA