退会出来ないシリーズ⑨

ちょっと前に選挙カーが『あなたの一票が ものを言う』と七五調で訴えていたけれど、私の39年間の経験上では、たったひとりの言葉やたったの一票では、この国は変わらない。たったひとりの異なる意見は掻き消されるのが常である。それが、民主主義なのだから。
ただ、そのたったひとりが声を上げ続けるのを怠らなかったら、やがて理解者が現れ多数の声となって届く。そうやって積年の小さな声から耳に届いた現状を、政治家は平等な目で見るだろうか。末端の人間の声を聴き洩らさない耳を持っているだろうか。我々が受けた痛みを感じる心があるだろうか。

私が公平な目で見、両方の耳で聞き、何を感じるかをアナタの一票で判断してください。

そう言って選挙活動をする政治家がいたら、私はそのひとに注目すると思う。そんなことを言う人間が宗教家ではなければね。


地道にたったひとりの小さな声をお届けしている私は、まったく政治に興味はないけれど、穿った目で見、面白い情報だけを聞き、フザけゴコロを全面に出して活動していきますので、どうぞアナタの一票で評価してください。


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うんぬん、は「うん、うん。」がそのうちなまって「うんぬん」に変化した云(うん)である。その後に付け足した強調の言葉にはたいていこれといった意味はない。リズムや語感が決め手である。「うんぬん」だけよりも「うんぬんかんぬん」のほうがオシャレでインパクトがあるのだ。『ウンナナクール』と聞こえんこともないくらいオシャレではないか、ほら。退会の云々かんぬんもやっぱりオシャレでないとこれからはいかんのだろう。退会にもオシャレが求められる時代なのだ。

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時代がエコにモード感をプラスして、最近では古着屋のセレクトショップ化が進んでいる。
私は古着屋を20年以上愛し続けているが、20年前の古着屋は『臨終前の衣料の墓場』といった有様だった。どこで仕入れているのか品揃えのクオリティは低く『捨てる前の服』がズラリと並びそれらの衣料は雑多に置かれ、商品感がまるでなかった。
しかし今の古着屋は見違えるほどの脱皮を遂げた。
古着屋と言わなければファストファッションの新店舗かと見紛うほどの外観、ブランド別・サイズ別・色別・アイテム別とわかりやすく陳列された商品、若いスタッフたちは雑誌の後ろのほうにサムネイル掲載されている『街角のオシャレな人々』のようなカンジで、どのスタッフも読者モデルのよう。
あたたかく古着屋の行く末を見守って来た人間としては、昨今の古着屋がオシャレに傾いている現状を嬉しく思う。思う、思うさ、思うが、USEDという言葉に片足を突っ込んでいるこの抜けたオシャレ感を、少し寂しくも思うのだ。

20年前のビフォーな古着屋。
ジーンズくらいしか購買意欲が湧かなかった品揃えに、閑古鳥も鳴く気力を失っただろう人の気配の薄い店内、ギャンブルが本業じゃないかと思える風貌の店主は「いらっしゃい」の一言を発すわけでもなく、たまに釣銭がなくて端数切捨ての値段になる“抜け感”なんかじゃなくて本気で抜けてるそんなビフォーな古着屋。あの雰囲気も捨て難いモノだと思う。
そんな哀愁を胸に秘め、行きつけの中でもとびきりアフターなUSEDショップでオシャレな風に吹かれていると、その風に乗ってスタッフの声が聞こえてきた。

「いらっしゃいやせぇ~」
「どうぞごらんくだせぇ~」


江戸か?
大江戸か?
だいぶビフォーに遡っているスタッフ。
そこまでのビフォーを求めたわけではないが、もしかすると『鎖国セール』や『士農工商キャンペーン』を始めるのかもしれない。
ビフォーが注目される日も近い。
ビフォーの決め手は「なんじゃこら」感。
なにかひとつでもいいので疑問が浮かぶと、立派なビフォー。

今まさにこのサイトではビフォーがアツいのか?先取りビフォーか?
退会してもしてもしてもしても受理されない、輝かしいまでのビフォーが今まさに展開中なのかもしれない。


去る5月18日、ルポを書く事とうとう3ヶ月の月日が流れた。
ちょっとした正社員なら試用期間が終わったくらいの月日である。
辞めるなら今だ、というタイミングでもある。
試用期間ならたった一枚の退職願で辞められるだろう。
もしくは本契約前の口頭意思表示でもいいかもしれない。
そうか、私はきっと優秀な人材なんだな。
60回も無視というカタチで引き留められるなんて。
そんなわけで、記念祝ルポをわざわざ書いてみた次第である。

退会出来ない【祝☆記録3ヶ月記念日】

woofoo.netに退会届を送信すること60回、送信し続けること約5ヶ月。
ルポとして投稿をし退会届の受理を本格的に指折り数えること、今日でちょうど3ヶ月を迎えました。月日の過ぎるのは早いものですね、退会しようと思い立った時には12回目の転職先でペーペーの新人だった私も、3日間の講習を受けステップアップしてスーパー新人になりました。

5ヶ月も退会届を送信し続けているのに、ルポのほうが今日でちょうど3ヶ月と差があるのは、退会届を出し始めたのは2014年の12月下旬ですが、ルポとして書き始めたのは2015年2月18日だからです。
退会に手間を取られる生活も、冬から春をまたぎとうとう梅雨に入ろうかという事態で、いまも雨がシトシトと降っています。
一体いつになったら、はたまたどうしたら、何を渡したら、ドコへ行けば、何を書き何を訴え何時に何回どのように送信をすれば私は退会出来るというのでしょうか。最近では回線種別が原因ではないかとネット環境の見直しを考えるようになりました。大変に、迷える子羊です。

この3ヶ月間に送り続けた60回の退会届の1回分のルポ執筆にかかる平均時間は40分。退会理由を考え、解説を作り、送信をするのに短い時には10分、長い時には2時間以上かかっています。とてもそんな時間をかけているとは思えない文章に仕上げるのは本当に苦労の連続で、空港が近いのをいいことに海外逃亡を謀ろうかと思うことも184回ありました。しかし、私は逃げませんでした。パスポートがないからです。私の人生に於いてパスポート申請をするような出来事が起こらなかったのが原因で、私には悲しいかな旅券がありません。

そんなわけで私は旅立ちませんから、時間がわりと余っていて、こうして退会届の文章を書くのに本日も3時間20分を無駄に消費しました。この文章に3時間以上もかけているとは信じられないでしょうが、紛れもない事実です。とてもそんな時間をかけているとは思えない文章に仕上げるのに苦労して、コンビニが近いのをいいことにコンビニ強盗でもやって憂さを晴らそうかと過りましたが、そんなことをしたら退会届が出せなくなるなァと思って踏み止まりました。継続はチカラなりですね。どうかしているとしか言いようがございません。



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九死に一生を得る人がいる。危機一髪で助かる人がいる。そうやって命拾いをすると考え方に変化が生まれるという話をよく耳にする。物欲がなくなり出家するひとまでいるというから、死を感じる体験が人間の心理に及ぼす影響の強さとは計り知れない。
2年前、突然の激痛に救急車で運ばれては家に戻り運ばれてはまた家に戻り、激痛が止まず「こりゃ下手したら死ぬなァ」と覚悟した病名不明の8ヶ月間を経て、無事に難病の診断が付いて病気を飼い馴らしながら生きていくことが決定したが、これが私にとっての九死に一生を得た経験だとしたら、私は助かってなおも物欲があり出家など滅相もない気持ちでいっぱいだ。考え方の変化と言ったらより死が身近になったくらい。人間の死亡率はなんせ100%で、早いか遅いかの違いがあるだけだな、ということがわかり、残念ながら私は早いタイプだと悟った。こんな悟りを開いたので、せっかくだから退会したいと思う。

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お蔵に入ってしまうと、それはそれはなかなか出てこない。
人間がお蔵に入るということは、要は拗ねているのだ。
私はお蔵入りします。
なかなか出て来ませんので、そのおつもりで。

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つゆだくの丼物をかっこむと、ごはん1粒が、目の奥とも鼻の奥とも口の奥とも言い難い、目と鼻と口の奥の交わった箇所その1点のスポットにはまり込み、咳をしようが鼻をかもうが口を開けて喉を鳴らそうが、ごはん1粒はウンともスンとも言わない。いつまでも違和感があるのだけど、何をしても頑固にごはん1粒がビクともしないので、あのスポットから出すのを諦めて素知らぬ顔をしていると、お風呂やトイレで急に自ら出て来る。なぜこのタイミングで出て来た、と思うがこれをコントロールする術はないという話を知人としていたら、このポイントに何か名称はあるのだろうかという疑問が浮かび上がった。知人Aは「鼻の奥」と言っており、知人Bは「鼻の奥の下」と言っているそうだ。私は先出の通り「目と鼻と口の奥の交わった箇所」なので、3人とも位置的には同じ場所を指しているようだ。こんなに皆が身体の内部の特定の場所を指しているのに、そこに名称はない。あるのだとしても聞いたことがないのだから知名度は低い。そろそろあのスポットに名前を付けてはどうだろうか。例えば『イン』とか。入るという意味のINでもイイし、INに入ったら気分的に陰に入るので陰でもイイというなかなか韻を踏んだネーミングである。







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by yoyo4697ru980gw | 2015-06-02 14:06 | +in the sky?+ | Comments(0)  

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