サルレシピ *カスカス汁*

正月気分が抜け切らないまま日常が始まった皆さん、お変わりございませんか。私は採血の結果がお変わりなく、本年度も良くも悪くもなっていない現状維持の脾臓とともに生きてゆく所存でございます。
この度、誰もすすめていないのに鎮痛剤をやめてゆく方針を勝手に打ち出しました。ペイン先生もそれは大賛成だって。私は自分自身の痛みに見切りをつけることにしたのです。2年も痛み続けるということは今後も痛む可能性が高いと判断しました。それなら痛みを鎮痛剤でどうにかすることよりも痛みに負けないカラダを作るべき。しかるべきタイミングでバスッと見切ること、これが肝心です。

さて、正月のご馳走に毒されてなかなか質素なごはんを受け入れにくくなっている胃を七草粥でリセットしたなら、次はバスッと見切ったカスカス汁です。
ウチの粕汁はゆぅてすまんが『粕汁苦手やねーん』という人たちを改心させるうまさです。

粕汁の材料は豚汁と一緒。それに酒粕を加えたもの、と考えて結構ですが、粕汁は順番とちょっとした手間を惜しまないだけでいとも簡単においしくなりますので、しっかり覚えましょう。

正月明けのカスカス汁は、具に正月のカスばっかり入れます。
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正月のおでんに足そうと思って買ったけど余ったゴボ天、飽きて食べなかった厚揚げ、切るのが面倒で足さなかった大根。野菜は捨てる部分も入れておきましょう、白ネギの青い部分とか白菜の外側3枚とかね。

酒粕は安いので十分。
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コレは198円でした。シート状になっているものとモロモロ状のものとあったらモロモロ状にしておきましょう。そのほうがラクでおいしいから。

大根を一口大に切ったらさっそく水から茹でていきます。
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ダシの素を入れていますがなけりゃぁないで構いません。
ダシがない家なんて知りませんが「あと一握りのダシの素で今月は終りだわアナタ」ていうタイミングの時に決死の覚悟でわざわざ入れんでもよろしいですよ。具のたまねぎと豚肉からちゃんとダシは出ますのでね。今回入れたのはダシの素を買っているのを忘れてある上に更に買ったためにアホほどのダシの素があるからです。やぁね、トシはとりなくないわ。

ゴボウは酢水につけてアクを取り、他の野菜を切り刻んでいる間に鍋が沸騰しますので切れた野菜をガサッと入れます。
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蓋をして再沸騰を待つ間に揚げ物類の油抜きをしましょう。
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これもガサッと入れます。
さて、我が家は男所帯なのでココで『足し具』となる分の具を別に取り出しておきます。
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この工程は通常はいりません。我が家では食べ盛りを支えるのに『おかずを一品増やす』ではなく『おかわりあるよ』で凌いでいます。鍋の具が減ったら足すというプラス思考の我が家と同じ方式を採用しているご家庭はこの工程を踏みましょう。

次は豚肉をフライパンで焼きます。
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「お。アンタちょうどええトコで帰ってきたな、手ぇキレイ?」
「俺、手ぇ汚い」
「そうか、キレイか」
「俺、忙しい。」
「見るからにヒマそうや」
「見たらわかるやろっ息抜きに忙しいねんっ!」
「息抜きばっかりやないかっ!」
という一悶着があった末にチョモと豚肉に焼き入れます。

「あ。肉チラとも見えてへん、アンタの手で」
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「なんで写真?」
「ブログに必要やから」
この言葉が起爆剤となりチョモが写真の邪魔をし始めます。
本当にヒマでヒマでしょうがないみたいですね。

「おりゃぁ~」
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「何してんねんやめてよ」

「うりゃうりゃうりゃ~~」
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「はいはい」
というかもて写真が連続静止画のコマ送り画像で300枚ほど撮れましたがギュっと2枚に凝縮してお送りしました。
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チョモが肉に下味をつけている間に、あく抜き不要のしらたきを塩でもみ水洗いしてキッチンバサミで切ります。
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「んじゃソレ、肉から出た脂をなるべく入れないようにして、鍋に。」
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まるでスプーンでカレーを食べているかのごときこのターナー捌きを見よ。
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これが小学生の時から中華鍋を振ってきたチョモの実力です。

「…なんや…このベルト…?」
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狭い住宅事情の関係上チョモの部屋の押し入れにある私のコートを取ると、その押し入れからカーテンレールに張られたベルトを発見。
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「…なんか意味があってか?」
その答えは夜にピンと来た。
そうか…こうゆうことか。
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冬は乾燥防止のために夜に洗濯をして室内に洗濯物を干しているが、エアコンの温風を活かした洗濯物干し場を勉強机の上にこさえたのか…なんて高い主婦感覚。
主婦の鑑(18歳男子受験生)よ、奥さん。

では、酒粕を溶かしましょう。
味噌漉しに酒粕を入れてグツグツと沸騰させます。
シート状の酒粕だとこの工程に『ちぎって入れる』という面倒が生じますが、モロモロ状の酒粕だと入れるだけ。
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粕汁が苦手な人たちの多くは酒粕独特のエグっぽさがイヤなんだと思いますが、そのエグっぽさを旨味に変えるのがこの工程ですのでココはきちんとなめらか~にしましょう。グツグツと沸騰させながらやることでちゃんとエグっぽさは飛んでいきます。
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このくらいのなめらかさになれば、ガサッと鍋にあけちゃいます。
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結局、入れるんかーい!て思ったでしょう?
モロモロのまま入れるのと、ペースト状にして入れるのと、味が違うから試してみてください。この手間を惜しむとカスカス汁はただのカス。

最後の味付けは味噌。
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酒粕の4分の1ほどの味噌ですが、これはその時の気分でお好みの加減にしてください。
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正月のカスで作ったからカスカス汁だけど、通常は粕汁と呼びましょう。
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by yoyo4697ru980gw | 2015-01-08 10:52 | +knowing+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA