これ幸いな名前という

「山のあなたの空遠く 幸い住むと人のいう ああわれ人ととめゆきて…」
「へ?なんでその詩をアンタが知ってんの?」
だってその詩は落語の調べなのに。
「知ってるで。だって学校で習ったから」
「へぇー」
学校教育が教える詩人って、世代で違うのか。
私たちの世代では知っていて当然の中原中也という詩人の詩を我が子は知らなかったのに、私の祖父母世代が知っているレベルの『山のあなた』を諳んじるんだねぇ。詩人は隔世遺伝か。

山のあなたの空遠く 幸い住むと人のいう
ああ われ人ととめゆきて 涙さしぐみかえりきぬ
山のあなたになお遠く 幸い住むとひとの言う

「誰やっけ?島崎藤村やっけ?」
「ちがーーーーうっ!島崎藤村の詩はもっと女々しい。ええっと…外人・外人。誰だったっけ…ヘルマンヘッセじゃなくて…ブッセブッセ、なんとかブッセ」
「カール・ブッセ?」
「おーーーそうそう。カール・カール」
「覚えてるもんやな~名前って」
「よくブッセでカールが出て来たよな?ブッセゆぅたら、こじゃれた神戸の金持ちの家でおやつに出て来る洋菓子しか出て来んで。真ん中にクリーム挟まってるヤツな」
「カールもおやつやんか。よくさぁ…年末に『うカール』とか名前変わってさ」

うカール・高原ブッセ。
おいしい名前となっております。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-10-17 20:58 | +in much guy+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA