平成こどもうた

昭和の童謡・唱歌・歌謡曲をくちずさむことが多くなった。
病気治療を優先して辞めることになった介護職の影響が強い。
辞めて半年も経っているがくちずさんでしまう。

♪ああそれ~なのにそれな~のに~ねぇ♪

39で歌っていると年齢詐欺を疑われかねない選曲である。

職場ではカラオケ担当として午後の時間をカラオケセッティングに勤しむことが多かったので、昭和の歌謡曲を聴いているうちになんとなくくちずさめるようになり、歌の歌詞に出て来る『支那』というのが、中国のことだと知ったのもこの時だった。四十にして惑わずと孔子は言うが、40目前にしてこうも知らないことがあるかと思うと、惑う惑う。

先日、隣りの隣りの隣りの保育園の園児たちの歌声が聞こえてきた。

おひさまピカピカ
元気がもりもり
キラキラゴールへ
さあ よーいドン
ワイワイワイワイ運動会
わくわくわくわく運動会
さあみんなで ゴーゴゴー

平成26年の運動会のお歌なのに、なんとも微妙に昭和がふりかけられた歌詞である。
昭和50年生まれの私でさえ「久しぶり~元気?」と知人に声を掛けられて「元気もりもりです!」とは答えなかったからな。

童謡の中で昭和はじつに生き生きとしている。

柱のきずは おととしの
五月五日の 背くらべ
粽たべたべ 兄さんが
計ってくれた 背のたけ
きのうくらべりゃ 何のこと
やっと羽織の 紐のたけ

試しにこれを無理から平成の子供たちの様子でアレンジしてみよう。

液晶のキズはおとといの
兄弟喧嘩のなれの果て
ハイチュウ食べ食べ友達が
教えてくれた公文式
成績くらべりゃ何のこと
やっと私大が関の山

このように、昭和の子供たちのありようを歌った童謡はあるのに、平成の子供たちの様子を歌った童謡がないその理由はハッキリしている。
歌詞にした時に、現代ニッポンの子供たちの生活はサマにならないからである。

兄弟の人数が少ないので喧嘩をすれば止める者やたしなめる者がおらず、最終的には大事にしているゲームを壊される始末。学習塾に習い事と平成キッズは忙しい。勉強に時間を費やし成績を上げ進学校へ進み、ああそれなのにそれなのに、彼らは私学でないと難しいという現実を突き付けられ、入学後はアルバイト中心の学生生活を送り、挙げ句には中退してしまったりするんである。

さぁ平成の子供たちよ、くちずさんでごらん。
なぜか平成生まれの君たちに、ピッタリの歌詞だから。

ああそれ~なのにそれな~のに~ねぇ
おこるの~は おこるの~は
あったりまえでしょう

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by yoyo4697ru980gw | 2014-10-04 09:57 | +ハナモゲスト ゲリライブ+ | Comments(0)  

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