間違いですよ

電話がかかってきたので出た、いつもは出ないけど。
ナンバーディスプレイを確認したら市内の番号だったので、ヒー坊の高校かカウンセリングか図書館からかと思ってそれで出たら、年配の女性が「ミヨさん?」と言う。

「はい?」
「もしもし?ミヨさんね、私、前の時に」
「もしもーし、違いますよー」
「もしもし?ミヨさん?あのね、私ね」

どうも聴こえに難があるらしい女性は、私の「違いますよ」がミヨさんの発言に聴こえるようで、そのまま会話を始めてしまう。いぃや私はミヨではない、マゥ。かすってもいないし惜しくもないけど。
知らない人を相手に電話で名乗ることはしないほうだが、仕方がないので名乗ったら「アラどーも失礼しました」と言って女性は間違い電話に気付いてくれた。

するとすぐに、この女性がまたも間違い電話をかけてきた。
そして言う。

「アラ…さっきの所やねぇ…アナタさっきの人?」
「そうですね、間違ってますよ」
「私、美容院にかけたいんやけど…」
「あ・ウチやってないですー」

と、言って切ってもよかったが、年配のこの女性に『悪人のかほり』は漂っておらずお困りのようなので、協力することにした。

「どちらにおかけか、番号をゆーてみてください」
「へぇ?ここはさっきの人やねぇ?え?」
「うん、間違ってるみたい。番号がウチの番号ならまたかけ直してもウチにかかるし、かけたい番号が何番なのかゆーてみて?そしたら何が間違ってるのかがわかるから」

何回かかけてそう説明すると女性は番号を読み上げたのだが、市外局番を『0727』と言うのである。
これが世に言うジェネレーションギャップというヤツだろうか。
私が伊丹に越してきてからもう12年になるが、その間ずっと伊丹市の市外局番は『072』である。伊丹って昔は市外局番が四ケタだったんだ~と思っていると、女性の告げた電話番号の下一桁だけがウチとは違っていた。

「一番最後の数字が違いますね、かけたいのは2でしょ?ウチは違いますよ」
「へぇ?あなたの所にかかるねぇ?この番号やけどねぇ」
「うん、間違って最後に3を押してると思うで?かけたい番号は2やねんけど、かかってるウチの番号は3やから押し間違ってるねんね、最後に2を押したら美容院にかかるはずやで」

これも何回か説明をして女性にわかってもらい、女性からの3回目のコールは鳴らず無事に間違い電話問題は解決した。

この一部始終を横で聞いていたヒー坊が「間違い電話の相手と会話するって…」と言う。

いいか、同一人物が2回目の間違い電話をかけてきた場合「間違いですよ」とだけ言って切ったら、3回目の間違い電話がかかってくる確率は非常に高い。だったら2回目でさっさと会話しといたほうが、お互いのためってもんやで。
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2014-07-17 23:29 | +丁猫犬堂+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA