笑道入門:入院のススメ㉘朝もはよから

朗報です。
「退院の日を決めていきましょう」
と言われました。
私の病状が、もう外来で治せるまでになっているという意味です。
長かった…本当にこの日が来るまで長かったねぇ。
3週間もかかったよ…『早い人で2週間』の早い人狙いだったから大誤算やで。

でも退院日が具体的にいつか、というのを言わなかったんだよなぁ…たつを。それが、不満のタネなんだけどな。5日後くらい、とか1週間後あたり、とかそうゆう目途的なことを何も言わないで「心待ちにしているでしょうから、退院の日もそろそろ決めていきましょうね」という言い回し。
…信じてもいいんだろうな?また「退院はちょっと延びるかもわからないですけど」て言ってこないよな?
入院すると『医者の言葉不信』に陥る、という現象が起こる。
刻々と変化する病状の中で、医師は回診の時にどうもバシっと「こうなってます」とは言わないのである。だから患者同士の情報交換で「ほならこの症状がずっと続くんか聞いとかなアカンな~」と、質問ポイントを決めている。私なんて退院日を決めると言われてから今日までうっすら信用してねぇから、今日ガッツリ痛いけど2回くらい我慢してるからな。痛いって言ったら退院日を決めなくなんじゃねぇかと思って。てやんでばーろちくしょー。

「ツッチーおはよう~ナニしてんの?」
「またあれ…復元しとんねん」
早朝から目が覚めているらしいツッチーと2年もロクに睡眠をとってない私は、二人で無料ネットブースを取り合っている。そして毎回、私は負ける。
いいや勝っているハズなのだ、起きている時間でゆぅたら。私は2時から薄々起きているのだから。でも私は麻薬を飲んでじーーーーっとしている時間があるし、5時になったら14階へ行ってジュースランデヴーとしけこむカレシがふたりもいるので、ネットブースに来るのが一足遅いんである。
「痛いわー…今、口に麻薬が入ってんねん…」
私の新しい麻薬イーフェンは、奥歯と頬の間に挟んで溶かすカタチで服用をする。ハムスターがヒマワリの種を頬にため込むようなカンジでイーフェンをためこむこのタイプの麻薬であれば、仕事中のもしもの時の服用が手軽なので効き目をみるために、練習中。服用量が少なすぎると効かないけど、2倍量で服用すると1時間は効きそうなカンジなので、早くヒマワリ袋にうまくイーフェンを「ペ」て挟めるようにならなきゃ。今はまだモタモタしちゃててイーフェンが指の先でシュワシュワしちゃってる。バブみたく発泡して溶けてゆくイーフェン。笑ったら頬から落ちて噛み砕いたこともある。イーフェン服用中は無表情。電話も取れない、事務なのにね。

患者同士の会話ってのは結局は病気のハナシになってゆくので、悪い病状のなんたるかはなんぼでも入ってくる。患者ってね、明るくしてても最悪の事が自分に起こるんだってコト、すごく意識して過ごしてんの。朝から一杯ひっかけてるような赤い顔のツッチーなんて5年生存率がほとんどゼロと言われてるのに、5年以上生きる気でおんねんド厚かましい。骨転移で肺がんってコトがわかって骨折したらアウト~!てな深刻さでD病院に入院してる。なのにこやってディで私たちと談笑してね、笑ってるけど片腹痛くなって大腿骨がポキゆぅたら、アンタしまいやでホンマ~。



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by yoyo4697ru980gw | 2014-05-15 18:36 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)  

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