どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

クリスマスandニューイヤー

病気や手術がその人の味覚を変えてしまうという話をたまに聞く。
その現象なのか、私は救急車で運ばれて以降アルコールをおいしくいただけるようになった。
下戸と豪語していた私が、である。
日本酒や焼酎やビールなどの酒豪たちが好む『THE酒』は、相変わらずおいしくいただく気分にはならないけれど、驚いたことには全く好きではなかった白ワインが無性に飲みたいのである。
ワインをそんなに飲みたいと思うこともなかったし、思ったとしても赤ワインだったので、白ワインを飲みたいと思うとは意外も意外。

白ワインを欲す根拠でもあるのかと思って調べてみたら、ワインって血圧を下げる効果が期待出来るみたい。
ゆぅてみれば私は脾臓が血液を無駄に使ってしまっているわけで、血圧に作用するような何らかのサインを身体が出していて、それでワインを欲しているとも考えられる。人体の不思議とは科学的に説明がつかないものなのだ。
白ワインはとくに殺菌力に優れた飲み物であり、このことにも私が白ワインを飲みたくなる根拠は思い当たるフシがある。
私が疑われている病気サルコイドーシスの原因というのはまだ解明されていないのだが、肉芽腫性疾患のなかでもっとも遭遇する機会の多い病気であるためにその研究は各国でもされている。
その原因論の中には、アクネ菌由来のなんらかの抗原物質に対してアレルギー性免疫反応が存在し、アクネ菌の細胞内増殖を契機に過度な免疫反応を引き起こす人だけがサルコイドーシスを発症し、当該抗原物質に対し無反応性の人は、かりに本菌の細胞内増殖が起こったとしても健康でいられるのかもしれない、という説がある。
皆さんおなじみ、症状が出てもニキビくらいでさほどの悪さをしない菌、アクネ菌。このアクネ菌に対し異常な反応を見せるようなアレルギー体質であった私はサルコイドーシスに罹った、ということになるのがこの説である。
身体がアクネ菌を殺そうとしている、白ワインで。

このように、身体が白ワインを欲すのでこのところ夜の薬の服用をやめて、白ワインを服用している。
なんせ古代エジプトでは、ワインは鎮痛薬として処方されてたくらいだからな。
夏に梅酒をほぼロックで呑んで痛い目に遭ったので、ソコは慎重に白ワインを水割りにして恐る恐る呑んでいる。
ただ、これまで私に白ワイン経験が数回ほどしかないので、私自身の白ワインの好みがまだつかめていない。
下戸の手始めだから甘口のスパークリングあたりかな、くらいで見当をつけていろいろと試している。
食前酒の梅酒は、料理を作りながら立ち呑みスタイル。
梅酒も水割りのもちろん薄々梅酒。
梅酒って甘いよね、なんか物足んない。

白ワインの立ち呑みテイスティング。
あくまでもテイスティングだからね、量は半分。
もちろん薄々白ワインだよ、病人なんだから。
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ワインがグラスで全然味が違うことは見聞きして知っていたので、私専用のワイングラスが1個だけあんねん。
250円のワイングラスで298円のスパークリングワインをおいしくいただいてるの…つまみ、ないかな。

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アーモンドチーズのブロック(20円相当)をつまみにテイスティング。
色よし、氷よし、包丁の切れ味よし。
ちなみにまな板の端に乗ってるのが食べさしのつまみのチーズで、奥は夕食の鍋の食材の豆腐です。

ワインてさ、ちょっとしか注いでくんないよね。
クルックル回すために。
家だし回さないから8分目まで注ぐ、もちろん薄々の水割りでね。
それを、2杯。
食前酒の薄々梅酒とテイスティング薄々白ワインが半分量で1杯ずつ。
回さない8分目の薄々白ワインが2杯。
私は薄いのを4杯だから、酒としてロックより強くないと信じてんだけど、コレってどうなの?だいぶ脾臓が痛いんだけど。

「どうだ?しんどい?」
定期検診で密売先生にそう聞かれて答える。
「ん~~~~」
先生は、ほぼスッピンの私の顔を見ている。
顔色で体調を見てらっしゃると思うが、残念ながら眉毛を健康的に書き足していますの、ごめんあそばせ。
「あのね…う~ん…先週のね、水曜日に目眩がひどくてね、家の階段を踏み外すくらい」
密売先生はとても話しやすい人柄なので、ついついタメグチで気軽にありのままを話してしまうのだが、目眩で肉まんを落っことしてそれを洗ってチンして息子に喰わせたことは言わなかった。
「そうかぁ…いろいろ厄介だなぁ…目は揺れてないからな、心配する症状ではないと思う。ただ、吐き気止めで目眩が起こってるっていう可能性があるな。吐き気止めを少しやめてみる、とかしてもいいな。吐き気が強い時にだけ使う、とかのほうがいいかもしれんなぁ…」
「センセ…前にもらった吐き気止めが余ってたから勝手に足して1錠よけいに飲んでんねん、仕事の時には痛みがまだなくても必ず麻薬を飲んでんねんね、痛くなったらイヤやから。それで吐き気が出ないように、ておもて」
バレるもんやな、いらんことしてると。
私としては仕事中に痛くなるのもイヤだが吐き気が強いのもイヤだった。
麻薬の副作用は吐き気と便秘である。
投薬は症状と戦うための策なわけであるが、同時に副作用との戦いなんである。何度も言うけど本当に麻薬ってスゴいの。こんな状態では無理だろうと思うくらい真っ直ぐ立てない人間が10分もすれば歩けるのよ。こんな状況が飲むだけで作れるなんて、頼っちゃうよ。
「それとねセンセ、お酒呑むの、どう思う?」
「いいと思うぞ?」
「いいの?」
「うん。少しくらいなら呑んでも悪くはないだろう」
「お酒呑んだら薬は飲まないほうがいい?」
「いいや、薬を飲んでも構わないぞ」
「薬飲んでもいいの?お酒呑んでも?」
「うん。いま出してる薬はお酒が効き目に作用するようなことはない薬だから飲んでいいぞ」
薬とアルコールは一緒に呑んではいけないものとばかり思っていたけど、私の薬はアルコールで流し込めるわけだな。

イベントを酒で祝うことを許された私だが、上記の通りその前から既に晩酌を始めていた。ついでに病人である私が女子会ならぬババ会をしようと持ち掛け、せめて熟女会にしようということで28日に熟女会が催される。一応病人なので念のために医師に意見を乞うたわけで、これでNGが出ていたら私は晩酌と熟女会をやめるつもりであった。しかし、禁酒のお触れが出されることはなく、晴れて正式に酒を嗜むことが出来る身の上。嗚呼アッパレじゃ天晴じゃ。

ところが定期検診の翌日、大雨の早朝5時に私は唸ることとなる。
刺すような激痛に見舞われながら、チョモの弁当を作り布団に潜るも、痛さで眠れない。じーっとしていても痛いので、朝もはよからキーボードを叩く。時間と共に痛みは増し、麻薬で一時的に痛みは和らいだもののそれも30分ほどしかもたなくなって、とうとう病院へ行く決心をしたが、問題は交通手段である。行きは救急車が運んでくれたとしても、帰りに意識不明寸前の歩けぬ私はどうやって帰ったらいいのだろうか。
病院についてやることと言ったらひとつ、ソセゴンという打ったらほどなくして痛みと意識がなくなる注射である。
意識が朦朧としているのでタクシーの運ちゃんに自分の住所を伝えられる自信がない。つーかそもそも歩けない。
そのことを、配達中である夫むーに告げどうにか今から会社を早退できないかと相談すると、このウンチ忙しい年末になんて無理と言う。
とりあえず注射と点滴で2時間と見積もって、行きは配達の途中に私を病院前で捨てて行き、意識朦朧の私の迎えは早くて夕方なので待合で待て、との過酷な案が発表された。点滴をもう1本追加しちゃいけないだろうか、500円くらいのヤツ。ゆ~っくり5時間くらいで落としてもらって。
しかし私は痛みに負けてそれでもイイとその時は思った、つーか考えれられる余裕がなかったので、痛みが取れるならもうなんでもよかった。
受付は自動受付機でやるのだが、予約も何もないので受付嬢に言う。
「救急車で何度か運ばれてて、その時と同じ症状なんですけどね、痛くて。ドコに行ったらいいですか?」
一旦座ると動き出すのツラいから立って待っているのだけど、ツラそうに見えるから「どうぞ掛けてお待ちください」と言われる。
おねぇさん、あたしゃ一旦座って立ち上がる時が、一番、痛い。…と、言うのも痛いので座っちゃう。

内科まで歩いて行く間、服用した薬の副作用でめまいも吐き気もありプラス痛みで立ち止まってラマーズ法。ヒ・ヒ・フー…わしゃ妊婦か。
痛みを訴えてベッドを用意してもらい、なんとか医師を早くまわしてもらう。早かったのだろうけれども、痛みを我慢している時の1分はおそろしく長く、ベッドの上でのたうちまわり、ラマーズ法。それもさほどキかない。
「どうします?前の時のように注射しますか?」
と言いながら医者が私の脾臓を触診。
「痛いイタイいた~いっ!ソセゴンねぇ…意識がなくなって帰られへんから、何か別の方法ないですか?」
患者ってすごいのがさぁ、こうやって激痛と戦うのも数回目になってくるとさぁ、選択肢の幅が出てくるのね。コレしかナイって思ってたのがさ、コレが出来るんなら別の方法もあるんだろな、ていう予想がついてくんのよね。

医師に相談すると、ソセゴンの注射と同等の効果が得られる座薬があると言う。副作用はソセゴン同様ふらつくが、座薬なので自宅でふらつくことも可能。
「今ここで入れてここでふらつくか、自宅で入れてふらつくかの違いですね。それかオキノームを追加するという方法もあります、今オキノームはお持ちですか?」
「今は持ってないです。オキノームは朝に何回か飲んでますけど効かなくて副作用だけしか出ていないから、これ以上は無理だと思います。その座薬の効き目は?前に座薬やりましたけど全く効かず…」
「注射した時と同様の効果は期待できますけど、効くかどうかはやってみないとわからないですね。ただ、その座薬もふらつくとは思います。自宅に座薬を持って帰ってみますか?」
「ん~…じゃぁそれでいきます」
この時に私は『痛みまで持ち帰る』という苦渋の選択によっぽど苦痛の表情を浮かべたのであろう、医師は私が自ら選んだ選択肢であるのに、こう言って私に謝った。
「せっかく来てもらって悪いけど、じゃぁ座薬を出しておきますね」
私にはもう『先生のせいじゃないから』と言える余裕はなかった。
ゴメンな先生、センセを睨んだつもりはこれっぽっちもなかったの。

モルヒネをしのぐ鎮痛作用を示し作用時間が長く、モルヒネに比べ便秘や呼吸抑制の副作用も少ないレペタンは、一見よいことだらけのオピオイド鎮痛薬であるが、がん患者や手術後の鎮痛に使われるような薬であり、これをがん患者でも手術後でもない私が使用するということは、副作用との戦いであることを意味している。
しかしその副作用を甘んじて受け入れるほどの痛みに苦しんでいる私は、レペタンを挿入する、座薬だからね。
注射と同じ効果の座薬を家で入れることにした私は、病院からとっととむーに電話をかけたが、配達中であったむーは病院に着くのに40分かかると言う。吐き気に苦しんでいた私はタクシーに乗って酔うよりは40分痛みに耐えることを選んだ。私の人生とはなぜに今このような苦しみに耐えることを求められているのだろうか、コレに何の意味があるんだ、とジョージアのカップコーヒーに問うてみたが、コーヒーは答えてくれなかった。80円だからな、そんなことに答えてくれるなら210円はしないとな。しっかし昔から甘いな、ジョージアのコーヒーは。

座薬を入れると5時から眠れなかった私の痛みは嘘のように消え、居間から2階の布団まで行くことは出来ぬほどふらつき、着替えすら出来ず、私はそのままおコタの中で眠った。台所のカゴの中のミネラルウォーターを這って取りに行った以外は動かずにおコタで眠った。思い出したようにレトルトのカレーを出し、米を炊くのに2回の睡眠を挟んだ。ふらつくので1回の動作で米を炊けないのである。
釜に米を入れる→眠る→米を研ぐ→眠る→炊飯のスイッチを押す。
こんなに時間をかけて炊飯準備をしたことは今までなかったな。
この作業で私の炊事は全てが終わった。
これがこの日の限界であったのだ。
しかしその翌日、私は限界を超える行動を取らねばならない事態に見舞われたのである。
神よ、なんか私に恨みでもあんのんかい。
どうしてこうもしんどい時に限って、私にはよりしんどい事が起こるのか。
神が目の前に現れたなら胸ぐら掴んでこう言ってやる「アタシが何かしたってのかい、え?」

続けてタイピングしたいのは山々なんですが、なんせ麻薬をケツに挿して間もない病み上がりの身体にハードな行動が限界を超えたので、痛みも少々ぶり返しまして、これ以上タイプし続ける気力が今はございません。
またの機会に必ず。

誰に対しても自分に対しても恥じるような生き方だけはしたらアカンで。
負い目や後ろめたさを感じるように生きたら必ず自分に跳ね返ってくるんやで。その時その時を、堂々と生きやなアカンよ。
そうゆう風に生きてください、てコトやな、私が言いたいのは。
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by yoyo4697ru980gw | 2013-12-19 17:12 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
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