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精密検査のいろいろ色
人生初胃カメラ・人生初CT・人生初造影CT・人生初外注血液検査を経てわかったのは『私の病気が特定出来ない』という事実。

五臓六腑のひとつである脾臓という臓器が腫れていることでこれらの検査は行われたが、脾臓が腫れること自体が病気ではなく、脾臓を腫らす原因になっている病気があり、それを特定出来ないという結果が言い渡された。

脾臓は古くなった血液を壊している臓器で、血の塊。
組織検査というものが出来ない臓器なので、胃や肺のようにちょっとだけ取ってきて腫瘍が良性か悪性かを調べる、ということが出来ないらしい。

「取るなら丸ごと?全部?」
「全部です」
「取って良性てわかったら戻せる?」
「戻せません」
「取って日常生活に何か支障あります?」
「免疫力が低下しますのでワクチンを打ちますが、絶対に必要な臓器かと言ったらそうでもないので日常生活にさほどの影響はないでしょう」
「でも、ワクチンを打たなアカンわけですよね?」
「そうですね」
私の日常にワクチン打つってのは大きな支障やけどね。
脾臓があればワクチン打たんでええってコトはそうゆう役割がある臓器ってコトで、だとしたら絶対に必要な臓器やねんけど、私はね。
「丸ごと取る必要ってあります?」
「今の段階では、悪性であることの状況証拠に乏しいといったところですね。悪性であろうと判断されるような検査では異常値が出なかった、原因となる病気がいくつかあるわけですけども、それらの病気の典型として現れる数値もないのでそれではない、とすると現段階では肺のCTは撮ってないのでそれを撮ったほうがいいのかなぁ、と思います。可能性は低いですが肺の病気が原因で脾臓が腫れた患者さんはひとりだけいました。しかしそのひとはもともと免疫不全でしたので、健康に問題のないひとの症状ではありませんのでねぇ…あくまでも肺をまだ撮っていないから撮るとしたら、という可能性です。あとはこれも可能性は低いですがカビの検査ですね。特殊なカビに感染したことが原因かもしれない、ということはあります。まずは病名自体が特定出来ないと治療のしようがないですからね、今は何もしてあげられないという状況です。出来るのは痛み止めを処方するくらいでしょうか」
「それね、痛みを我慢してて悪いコトってあります?」
「悪い…まぁ…今は歩かれてるんでまだマシなのかなぁと思いますが。この前はそれも難しいといった感じでしたからねぇ」
「じゃぁ歩けるくらいまであれば痛いのを我慢して仕事、てのは?」
「どのような職種でしょうか?」
「デスクワークです」
「だったら致し方ないのかなぁ、といったところですね」
「運動は?」
「もちろんダメです」
「飲酒も?」
「もちろん、もちろん」
「私、ちょうど今アレルギーが出てて、それを抑える薬をひとつ試してみようと思ってたんですけど、それは?」
「今は、特別なことは何もしんとって、と思います」
「へぇ~…そんなに悪いんですね」
「悪いというか…珍しいことです」
現役の医療関係者によると、勉強の段階でも脾臓は滅多に症状が出ない臓器としてササ~と流されるページらしいので厄介だ。
「脾臓がデカいって、その原因となってる病気が検査で出てないんでしょ?もともと脾臓がひとより大きいって可能性はないですか?」
「これねぇ…脾臓のCTですけどねぇ…だいたい4倍くらいになっています。ここ、腫瘍があるのわかりますよね、4個…5個…6個…くらいでしょうかね。もともと脾臓がひとより大きいといっても限度があります。これは明らかに腫れてますね」
「4倍…あら…そんなにでしたか。予想以上にデカいですね」
「滅多にないことですよ。まずは病気の特定をしなければ。今後考えられる検査としてはPETですね」
「そのペットとやらをやったら、絶対に病気が見つかります?原因が確実にわかります?」
「確実にわかるかどうかはわかりません」
「わからない場合もある、ということですか?」
「そうですね」
「それで、その検査はいくらくらいかかるでしょう?」
「4万ちょっとくらいですね」
「あぁ、そうですか。今月中は確実にそれは無理ですね、もっと安い検査で何か特定出来そうなのはないですか?」
「現段階で考えられるのは、肺のCT、それからカビの検査、その二つです」
「CTって撮るのいくらくらいでしたっけ?」
「5000円くらいですね」
「その二つの検査で何もわからなかった時は?」
「懐が許すのなら、PETですが」
「懐は入院もPETも許しませんので、今はそれ以外の方法で何か…」
「じゃぁ、肺の造影CTとカビの検査をしましょう」

こうしてA病院にて私は、最低限の検査を重ねるしか許さない懐具合と脾臓の痛みに泣くのであった。
by yoyo4697ru980gw | 2013-07-20 15:36 | 笑道:サルコイドーシスのススメ | Comments(0)
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