だからゆぅたのにぃ

小学校6年間ずっと背の順がダントツのチビだったヒー坊は、中学生になって自分よりも小さな男子を初めて目にして、しばらくチュアブルのことを可愛い・可愛いと言っていた。
しかしまだまだチビのほうである。

背の低いヒー坊は声も低い。
あまりしゃべらないから気が付かなかったが、いつの間にやら声変わりをしてとっても低くなった。
相も変わらず学校寡黙であるヒー坊はやっぱり学校ではしゃべらないようで、小ぶりな外見からはその低さが想像しにくいようである。しかしヒー坊本人には低い自覚がある。

「音楽でな?声で分かれて歌うやろぉ?それの分かれるのって自分で選ぶねんな?」
ソプラノ・アルト・テナー・バス。
アレ中の音楽の先生はプロ志向が高いので、校歌も国歌もハモっちゃう。
それぞれの声の高さに合わせて自分でパートに分かれよとの命に、ヒー坊は迷わずバスに属した。
そしたら音楽教師Mr.Xがヒー坊に異議を申し立てたらしい。
「君はバスかなぁ…?その体格でバスでいけるかぁ…?」
ヒー坊は自分が声を出さない引け目があって、Mr.Xの疑惑の目を受け入れ致し方なくテナーに属した。
そしてパートごとの音合わせ。

「ひとりずつな?先生が声を聞いていくんやんかぁ…そしたらテナーのひとはほとんど先生に『もっと低く!』てゆわれてんのに、ボクだけ『もっと高く!まだ高く!もうちょっと高く!』やねん。…キツいねん。だからバスにいったのに。先生…ボクが小さいからってテナーにするから…」

大人は見た目で判断する悪いクセがあるのサ、それはおおかた子供が覆すということは出来ない。
このことを必ず覚えておいてヒー坊は、そうじゃない大人になることで変えていきな。
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by yoyo4697ru980gw | 2011-03-30 23:11 | +丁猫犬堂+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA