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信頼回復に努めよ
新学期、あろうことかチョモは居残りで課題を仕上げたらしい。夏休み前の三者面談で担任キョシーは「2年生は課題もたくさん出ていますが、彼はきちんとやるでしょうから」と絶対の信頼を寄せていた。課題提出についてとくに期日の念押しがあったということもなく、1学期の「学校には陸上をやりに行っている」姿を担任として見ていることもあってか、三者面談では夏休みは部活に専念するのかと問い、本人も部活に専念しますと答えていた。目標は高く、全国大会出場である。合間にソーランとボンブーまで挟んだ朝から晩まで陸上漬けのハードな夏が終わり、県大会どまりだったチョモには靭帯の故障と「あとちょっと」の課題が残ったようだ。

市内一位を勝ち取り
信頼回復に努めよ_d0137326_2323551.jpg

記録が出やすいと言われている競技場での大会で大差をつけて予選を突破しても
信頼回復に努めよ_d0137326_2324972.jpg

全国はおろか近畿大会への切符が手に入らない。それが陸上王国「兵庫」ということか。いや、陸上大国「兵庫」だっけ。いいや、陸上パラダイス「兵庫」だったかな。まァそこンとこあんま重要じゃないけど。

「2年生の課題」はそないにかと思うほど出ていたらしく、夜な夜な勉強している姿を何度か見かけたが、それでも居残りだってさ。
「アンタ…信頼を裏切ったでキョシーに対して。『彼はきちんとやる』と信じて疑わないってカンジの言い方やったで?三者の時よな…」
しかもヤツは始業式当日の朝、出発5分前に夏休みの計画表のような冊子を片手に慌ただしく「これ書くトコあんねん書いて!」と言いくさった。もちろん私はこれを拒否。提出当日の朝5分で保護者欄のコメントを書けだと?それで涼しい顔をして「始業式までに提出物を出した」てことにするなんてどう考えても卑怯者である。
「断る。この時間で書けるわけがないやろフザけんな」
私が拒否をしたのでチョモは仕方なく保護者欄空白の状態でバッグの中に忍ばせた。すると私の耳にイノッキのこんな悪知恵が聞こえた。
「自分で書いたらええねん、オレ、書いたろか?」
「出しなさい、書くから。」
「え~~~~~~もぉ~~~~~書くんかい…」
書いていただく分際で、しかもギリギリの時間制限という悪条件を出しておきながら、一度しまったものをまだ出す手間を上記のような言い草で、書いてやろうと言うオカンにたてつくのが反抗期のチョモである。当然オカンとして私はチョモのケツを蹴り上げて制裁を加えた。
「私は、事実を書いて差し上げるからな。」
それが教育というものデアル。うわべだけの体裁を整えイイ子ちゃんでいたところでそれは卑怯者。出来なくても間違ってもいいが卑怯なのは許さない。
チョモが出してきた冊子の保護者欄は3枠。

1枠目 始業式当日朝出発5分前に出されたので書けません
2枠目 出発3分前なので書けません
3枠目 書けません


まるで実況かの如く躍動感に満ち満ちた展開。
切羽詰まった感が伝わるかのような文字数の減り。
最後の「書けません」なんて読めるかどうかってな筆跡。
高純度99.99%の正直者!

何だったんだ夏休み最終日のあのラストスパートは。
出発5分前に書いてって出してきてやで?
それで完成かと思いきや居残って課題をやって来ただとぉ?
あぁ確かに私は今まで勉強せぇとは言った覚えはねぇよ。
でも自主的に勉強をしていて、なんやら私に協力を仰ぐような時には、ちゃんとそれなりに協力はしてきたつもりだ。「まぅじゃぁ…ダメっぽい」と察して見限ったのはオマエらだろうがっ。
それを、だ。
見限られても見限られても、ずっと保護者の協力を惜しまずにいるわけ。
夏休み最後の日に課題のひとつである「アイデアおむすび」を作ると言うわけ。
「どんなアイデアがあるぅ?」と訊くわけよ。

「また私のアイデアを盗む気か。」
「参考までに、やんか~」
「私ならこうする、ていう参考案をアンタは丸ごとパクるからヤだ」
と拒否したら、アイデアを自分で練ったわけ。
そんでそれを作って写真撮るっちゅうわけ。
当然やけど、ヤツは撮るだけ。画質の微調整とかサイズを変えるんは、私。
それをもう今日しかないからっつぅわけよ。

「青い食べ物ってある?」
「ないね」
「なんかないかな?青に近いもの」
「たいがい青くなってる食べ物は腐ってる」
青という色が食欲を殺ぐと言って一時期ダイエット商品として売り出されていたのをご存知のかたもあるだろう。入れるだけでなんでも青色になる液体であったり、見る物全てが青色に見えるメガネだったり。
「青色の食紅でも使えば?」
「食紅…売ってる?」
「スーパーに売ってる」
「わざわざ買うのもなぁ…なんかない?あるもんで。緑でもいいや」
「ホウレン草をペーストにすりゃイイじゃん」
「ホウレン草っ!ある?!」
「あるからゆーとんねんっ!自分があるもんでってゆぅたやろアホちゃうか?」
このようなドアホに付き合って課題に協力したのである、私は。
「だいたい、青か緑の色がいるおむすびってどんなアイデアやねん?」
「信号やんけ。やから青・赤・黄がいんねん。赤なにがあるかな?」
「はぁ??赤も決まってないん?ケチャップライスでもしとけば?」
「ケチャップライスっ!おぉ~ケチャップなっ!黄色は?」
「全部かよっ!?何一つ固まってないやんけっ!おにぎりのくせに」
アイデアのみプランなし。やり易い色から具体的に決めていけよっ!なんでアイデアを信号で考えたトコまでキてんのに「青」を真っ先に探し始めたんや?食材に青って極端に少なくないか?わしゃ、カキ氷のブルーハワイくらいしか思いつかんぞなもし。
「黄色やったら当然タマゴを焼くやろ?ケチャップライスで赤、ホウレン草で緑、タマゴで黄。それをまる~く握るわな?海苔でも敷いてサイドを立てて枠に見立てて、信号。そうゆう感じちゃん?」
「なるほど~!海苔は?」
「焼き海苔ないから、味付海苔を微妙に重ねて3枚ほど敷きつめて折ればいいぢゃん」
「えぇ~~~~デカい海苔がないとアカ~~~~~ン」
「ほんっま応用力ってのがねぇなオメェはよぉ?具体的なプランがなかったクセに完成度の高さを求めんぢゃねぇよっ!なければ代用品で工夫する、創作のオオモトや覚えとけ!…っっって!なんでスクランブルエッグっ?!」
「え…だってタマゴ…」
「信号の黄色がいるんちゃん?」
「そや?やからスクランブルエッグを混ぜ込んで…」
「薄焼き卵を作って丸い塩むすびを巻いて黄色にする以外の発想があったことが驚きや…」
「あ~薄焼き卵な~それもあったな~」
「私の中ではソレしかないけどな」
「薄焼き卵じゃなくてスクランブルエッグにしたトコロが『新鮮』なアイデアやねん」
「新鮮っていうより失敗ってカンジのほうが濃いけど」
「ぁあ~写真写真写真っと…ハイ、写真OK。はよ食べて」
「いらん」
「食べて感想もらうねんけど?」
「自分に作って自分の感想でええやん、私おなか空いてないしいらんよ。ケチャップライスも苦手や」
「それじゃアカンねんて。誰かに作ってあげる、ていう課題やねんから」
この上無く迷惑な課題だ。中学生の「アイデアおむすび」に「誰かに作ってあげる」という付加価値をつけるのはいかがなもんか。これが、いつも夕食を作っているような女子の「おむすび」なら喰えると思う。アイデアもさることながら味付けが日々の夕食作りの経験でしっかりと「おいしいかどうか」という基準になっていることが予想されるから。中学生になってから夕食の下準備や家の手伝いが90%疎かなチョモのアイデアオンリーでプランを盗んだ「信号おむすび」である。
これは「かわいいダケの彼女」が「付き合って1ヶ月記念日に作ってあげる彼ごはん」という付加価値をつけた現象に匹敵するとは思わんか。「こんな結果だ」ということはあえて言わないが。

「あー…スクランブルで正解やったな。このクオリティに薄焼き卵の黄色をもってキたら、トーンが合わんようになるから、これはこれでよかったと思う」
「やろぉ??」
信頼回復に努めよ_d0137326_23281481.jpg

ほら。ね?よくゆぅたら「パステル画風」正直にゆぅたら「園児のクレヨン画調」の、信号だったみたいで。なんで海苔で一個一個包んでしまったのだろう。枠だっつってんのによ。

画像をPCに取り込んで明るさやコントラストを調整し、ほどよきサイズに加工してプリントアウトまでしてやったっつーのに、居残りとは重罪に値する裏切り行為である。
しかも食べた感想を書くために、むりくり食べさせられた「信号おむすび」は、それぞれに味が悪かった。
「ケチャップライスはもともと好きじゃないから一口だけな。 …辛っ!!!」
「やっぱ?入れすぎたな~とおもてん塩コショウ」
「赤信号のテーマにピッタリなお味でよろしんでねぇでしょうか。キケンな味がする・出会い頭の塩コショウ事故・何故それは起こったか・味見うんぬんの問題」
ちなみにですが、「キケンな味がする」以下の駄洒落はそれぞれ「出会い頭の衝突事故・何故それは起こったか・脇見運転の問題」という交通安全講習でのフレーズ風にむすんでみた。
「黄色信号なぁ…甘タマの味は悪くはないねんけど…なんか足らん感じがすんのよなぁ…塩は入れた?」
「あ・それや!」
「砂糖がきもち足らん感じはソレやな、曖昧な味がする。黄色やからそんでえんちゃう?中途半端な味で。青でもねぇ・赤でもねぇ」
「緑もはよ食べてぇや」
「…これ…なんか…緑の色が…」
「ちょっと味付けが濃かったかもしらん」
「 …しょっっっぱっ!かっっっらっっ!!ちょっとドコロのハナシちゃうわいっ!!!」
「醤油で味付けしようとしたら、ドボドボって入ってもてん」
「そんな時は応急処置としてほんの少しの酢を入れるとしょっぱさがマシになるから」
「へぇ~」
「…と、聞いたことがあるけどやったことはないからアンタいつか試してみて」
「ないんかいっ!」
「だって私は醤油を入れすぎるなんてヘマはやったことがありませんものオホホ…かっらっっ!!!これもキケンな味になっとるやないかっ!青信号ちゃうやんけっ!!」
しかし信号なので辻褄を合せないとね。
アト付けのプロを母親に持って幸運なやっちゃのぉ。

アイデアおむすびのテーマは
キケンな味の赤信号
黄色信号は味の微調整に注意しよう
醤油の入れ過ぎで味の濃くなった青信号は食後に水がススむススむ
冗談フォローは根を上げてハッタリかましましょう!
(横断歩道は手を上げて渡りましょう)
by yoyo4697ru980gw | 2010-09-08 23:46 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
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