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「カスガくん、ヒトちゃん元気?」
「あ・はい、元気ですよ?」 「妄想上の彼女なんやろ、ヒトちゃん?」 「あ・はい。そうです。」 「まぁ頑張って。こないだはヒトちゃんのために用意したチュッパチャプスをチョモが横取りしてすまんね。せっかくのアタックチャーーーーーンス…!!やったんやろうに…」まぁムリだと思うけどサ…ボソ。 「あぁ、いいえ。妄想上の彼女なら3人いますから。」 「えぇっ?!3人もいてんの?」 「はいっ!3人です!」 「アンタ…忙しいなぁ?」 「はい、めっちゃ忙しいです!」 おばちゃん…なんか切なくなってきたで。カスガくんに生身の彼女を紹介してあげたいねんけど、妄想で3人の彼女とつきおーてるって言っちゃう男に知り合いを紹介したくはないから、ごめんな。時間かけて自分で作りや。大丈夫やで、カスガくん男前やし背も高いし妄想癖さえ完璧に隠せばイけると思う。気を付けるんは、チョモと私が「カスガくんの妄想の病気が残念ながら末期かも」とバラしちゃわないかどうか見張ってたほうがええで、てことくらいやな。あたしらクチがめっちゃ軽いから。 「なかぢぃがボヤいてんねん、最近。女の家族の中で背が一番になったんやって。」 チョモはカスガくんの妄想上の彼女ヒトちゃんにとっても可愛がられている。カスガくんの愛するヒトちゃんはカスガくんの妄想の中では彼女だけど、現実問題ヒトちゃん的にはアウトオブ眼中。走り終えたゴール付近で応援している仲間の中にはカスガくんもチョモもいるが、私が見ている限りではカスガくんの彼女はチョモのほうに歩いて行く。すまんのぉ、カスガくん。 「おっほほ~。やっぱ高いか…。ついこないだその話をなかぢぃのオカンとしてん。なかぢぃって、細くて小さいイメージなんやけどこないだ近くで見たら大きかったような…てゆぅたら、『そうなの私より大きいの。親の私でも小さいって思ってるんやからよそのひとなんか小さいと思ってて当然やと思う』って。未だに小さいって思ってるんやて、親やのに。ほんで近づいた時に『でっか!』って気付くらしいで?またグ~ンと最近伸びたらしい。」 「だって女の中では一番デカいねんもん。お姉ちゃんより高いねて。それでお姉ちゃんとかに『生意気になったなぁ』って言われてんねて。一番下のくせに背が高いから。背が高いばっかりに『調子乗ってんちゃーん』とか言われるらしいわ。背が伸びただけやのに。」 「可哀想に(笑)あっは~可哀想に(笑)背が伸びるのは自分でどうにも出来んのに(笑)こりゃ『なかぢぃを守る会』発足やな。ええぢゃないかを起こさなな。身長が伸びても~ええぢゃないか~~~っ!!」 ええぢゃないか・ええぢゃないか・ヨイヨイヨイヨイ! 「カスガくんを会長に任命やな。あのコにはその義務があるで、妄想上の彼女にしちゃってんねんから。そもそもあのコ、いまひとつヒトちゃんに対する押しが弱いねん。ながぢぃが走った後とかゴールのトコにいてんのに、なかぢぃったらチョモの方に行っちゃうぢゃん、カスガくん素通りで。もっとカスガくんからガンガンいくべきやで。」 「いいや?いってんで??こないだも、ヒトちゃんのためにチュッパチャプス5本持ってきとったわ。」 「いつもチュッパチャプスやな…飽きるわいなんぼなんでも。おやつのレパートリーをもっと増やせよっ」 「違う先輩にそれ見つかって2本は取られとったわ。1本はオレがもらったし。」 「とったりなや、アレはヒトちゃんへの愛の賄賂なんやから。押しが弱いからモノでツってんねん。」 「チュッパチャプス毎回持って来てるから、ちょーだ~い♪て言うねん。そしたら『あかんあかーん!これはヒトちゃんのっ!!』とかゆぅてる。」 「そんなん賄賂なんか贈らんと自分のええとこ前に出していったらええのになぁ?あのコおもろいし、性格だってええやんか。まぁ全国大会いっちゃうヒトちゃんほどではないにしても、最近アシだって速いやん?引けは取らないって思うけど?軽そうなフリしてるだけで全然まぢめやしな。」 カスガくんもなかぢぃも、二人とも大好きだからうまくいって欲しいと私たち親子は願っている。 「こないだもカスガくん、ずーーーーーっと、ヒトちゃ~んヒトちゃんヒトちゃんヒトちゃぁーーーーーん、て呼びまくってたんやけど、一切なかぢぃに気付かれてなかってん。ププ。」 願ってはいるがやみくもに応援するわけではない。進行状況は冷静に判断するのが我々である。 「可哀想に(笑)ププ。故意に無視されとんねん、めんどくさいから。」 ちょっとカスガくんったら妄想が爆走かましてるフシあるからな。 ええコやねんけどなぁ、根は。 ヤツに守る会の会長は荷が重いな。 解雇しよっと。
by yoyo4697ru980gw
| 2010-06-05 00:23
| +開楽館+
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