そんな彼女を紹介します

ちょいと前にチョナーがタマちゃんから「太鼓の達人」というゲームのソフトを借りていた。通信対戦したりなんかして、ちょっと間は私もそのゲームを楽しんでいたのだが、私のゲームに対する満足度というのはわりかし早く最高値に達する。とくに極めていなくてもある程度までやると満足を得る。エンディングを迎えなくても、ボスを倒さなくても、レベルアップしなくても、満足した時点で私は満足だ。
「まぅ最近、達人やってぇへんなぁ?」
「うん。もうだいたいどんな感じのゲームかってことはわかったから、満足。」
「早くね?」
「いいや?私にしたらけっこう長いことハマったほうや。」
すいぶんと前の「パラパラを踊る」みたいな音ゲーなんて、3回目には大満足したからな。
「んじゃ、もう返すで?」
「どうぞ。」
「なんや…まぅがまだやりたいおもて借り続けとったのに。」
「そうなん?ほならはよ返し?もうこれ以上の満足は得られんと思う。」
ゲームってのは、飽きるのが早いのは何故だろう。思うに、子供の頃にやったスーパーマリオのエンディングが私には悪かったように思う。飽きっぽい私が最後までやったわけではないが、兄弟やその友人たちがピーチ姫を助けるため何時間もの時間を費やしたのを見てきた。そして目出度くエンディングを迎えたのを見届けた時の感想は「はぁ??」というものだった。「ピーチ姫が出てきたら見てみたいから呼んでね~」と頼んでおいたのだが、お目にかかったピーチ姫は噂とは違い、えらいずんぐりむっくりした姫だった。いやいや人は外見ぢゃねぇーけどよぉ、姫の容姿にケチつける権利もねぇーけどよぉ、この姫を助けるために何度死んだと思ってんだよぉ。理不尽な試練に耐え、裏技を習得しまくって、強いボスを前に成す術がなくなったヘイブラザーたちときたら「大きいマリオでボスに体当たりをし小さくなっているムテキングの間にピーチ姫まで辿り着く」という捨て身の作戦でもってピーチ姫の元へと命からがらゴールしたのである。そしたらアータ、ちんこいマリオはガタイのよろしいピーチ姫の横で見劣りすんのなんのって。ブラザー会議により「大きいマリオのままクリアしないと釣り合わん」ということになりそれからまたさらに時間を割くこととなったヘイブラザーたち。子供に、こんな気を遣わせるスーパーマリオブラザーズよ、もっと何とかならんかったんかピーチ姫。
子供というのは時にシビアである。
その後、大きいマリオのままピーチ姫の元へとラクラクゴールをかませるようになったヘイブラザーたちは一様に同じことを口にした。
「ピーチ姫ってすんげぇブサイク。」
こんなにヘイブラザーたちを夢中にさせたのに、こんなに楽しませる仕掛けを用意したのに、最後の最後で手を抜いたか…。「終わりよければ全てよし」という法則は子供の世界にも通用する。裏を返せばキョーレツな「最後の裏切り」は脈々と語り継がれるモノなんである。
「あ、クリアした?じゃぁ見た?とんでもないピーチ姫。」
「見た、見た。」
「アイツまだクリアしてないみたいだから、言うなよ?」
推理小説の犯人を言わない、ミステリーのトリックを暴かない、ホラーの最後を口走らない、マジックの種明かしをしない、ってのは基本のキだからね。思いやりって、時々、切ない。

時を経てピーチ姫は徐々に美しくなっていったとも風の便りに聞きもしたが、私のピーチ姫は粗い。ガッチリゴツゴツピーチ姫。ハッピーエンドがいつもキレイだとは思うな…そんなことをこのゲームから学んだような気がしている。

さて、タマちゃんから借りたソフトの、太鼓を叩くためのBGMに「夏祭り」という曲が入っていた。うとてんのは、私にとっては「ジッタリンジン」というキュートでヘビーな女性たちであるが、平成の子供たちにとっては、カバーされているキュートなだけの「ホワイトベリー」というひとたちの曲だろうか。

世代の違う君たちに、ハナモゲストのアレンジによるこの曲を捧げます。
私は初期のピーチ姫を決して忘れない。
小さいマリオぢゃダメなんだと、そうゆう風に小学生に気を遣わせたピーチ姫を。
ある意味とっても猟奇的なピーチ姫に想いを馳せて、この歌をアレンジしました。
草食男子よ、聴きくされ。
イエスマンよ、聴きさらせ。
ピーチのアマの好きにはさせるな。

「猟奇的夏祭り」

君がいた夏は
遠い夢の中
意識消えてった
打ち込み平手

君の効き手 頬にはじけた
ファイト姿がまぶしすぎて
お祭りの夜に 君の血が騒いだよ
はぐれそうな人ごみの中
「はよしさらせや」出しかけた手を
ポケットに入れて 握りしめていた
君がいた夏は 遠い夢の中
意識消えてった 打ち込み平手

レスラーみたい関節技に
夢中になって腕が抜けてる
無邪気な横顔がとても可愛くて
君は好きな綿菓子買って
ご機嫌だけど 少し向こうで
さっそく落として ご機嫌ナナメ
君がいた夏は 遠い夢の中
意識消えてった 打ち込み平手

神社の中 石段に座り
ボヤーっとした意識の中で
ざわめきが少し遠く聞こえた
ロケット花火マッチをつけて
「ほら持てよ」と言われたけれど
やめてって事が言えなかった

君がいた夏は
常にゆすりの中
自我が消えてった
打ちのめされて

君がいた夏は
遠い夢の中
意識消えてった
打ち込み平手

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by yoyo4697ru980gw | 2010-03-16 13:09 | +ハナモゲスト ゲリライブ+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA