どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

寿命までに

「タバコ1本吸ったら何分寿命が縮まると思う?」
「1分。」
「違う。」
「2分。」
「違う。」
「30秒。」
「違う。」
「いつまでノーヒントやねん。『惜しい』とか『もうちょっと長い』とか『もっと短い』とかのヒントを絡ましてキてよ。3分。」
「ぜんぜん合ってない。」
「わ~っとるわい。長いか短いかを言わんかいな。1ヶ月。」
「そんなに縮まらない。」
「だろうね。とっくに死んでるわ、そんなに縮んでたら。」
「正解は、5分30秒。」
「お~~~~意外と縮むモンやなぁ~~~~」
「やろぉ??やからやめたほうがええで、タバコ。」
「やめたいっていう強い意志が芽生えたらやめるモンらしいわ、タバコ。やめることがストレスになるくらいならやめんほうが体のためだって医者が言ってるくらいやから『やめてもいいかなぁ』くらいの意思じゃぁ、他の不具合が出る。」
「…先生な?一日に40本、タバコ吸ってたことがあんねんて。ヤバイやろぉ?」
「担任?」
「うん、二箱やで二箱。まぅより吸ってるやん。」
「へぇー…あの先生、タバコ吸うようには見えへんのに吸ってんねんなぁ…」
「でも、もうやめてんで。吸ってた時があるねんて。やからまぅもやめたほうがええで。」
「そうかぁ…タバコなぁ…そこまでヘビーじゃないから近々寿命が尽きるほどは吸ってないと思うで?外出先で吸うこともないし、買いに行くのが面倒な時はやめてるみたいなモンやしな。」
「そしたらやめたらええねん。寿命が1本で5分30秒も縮まるねんで?」
「長生き、してほしいの?」
「いや?ぜんぜん?」
「でしょう?私も前は子供が小さいから『今は死ねん』と思ってたけど、もう今は死んでも構わない状況になってると思う。ヘイポーもお腹空いたらチンして食べることを覚えたし、私が死んでもなんなっと生きていけるよな?」
「うん、むーちんいるしな。」
「でしょう?私…今まで好きな事たいがいやってきたと思う。心残りとかナイと思うねん、まだまだやりたいことはいっぱいあるけど、普通の寿命までにそれ全部をやれるなんて思ってないし。今やりたいことはもうやってるしね。だから寿命が縮んでも『こんなもんやろうな』ってカンジはすると思う。私の人生、いつ尽きても『そんなモンやな』で納得できる。結婚もしたし出産も育児も仕事もしたし、この歳までに経験しといたらええかなってコトはもうやったよ。」
「これからの人生があるで、まぅにも。ひとりになってから、やりたいこともっとやれば?」
「死ぬまで『ひとり』になろうって気はナイけどな…てゆぅか『ひとり』になるって難しいで?もしひとりになったとしても、ひとりでやりたいことなんて知れてるし。」
「ひとりになったらやってみてもええかなって、まだあるやんか~。」
「どんな事を?」
「た~と~え~ば~…。猫を拾って来て育てるとか。」
「アンタ…ひとりになってそんな事がしたいの?猫はもう拾って育てたよ、子供の時に。」
「やったん?!」
「やった。猫も拾ったし犬も拾ったし鳥もカブトムシもクワガタもセミもタヌキも拾って育てたよ。」
「タヌキも?!」
「タカボーが拾って来て3日育てた。」
「タヌキ…3日しか育ててないの?!」
「うん。結果的に『3日しか』やけど、育てる気はもっとあったよ。事情があって『3日しか』になったってだけ。その時タカボーって山の中で卵をヒヨコにするとか…いや…卵をうませるか…?なんかそんな仕事やってて、ソコでタヌキを捕獲してん。それで家に持って帰って来てん。飼ってみようかってコトになって、その時の家は庭が広くて横に林があったから、その林との斜面を利用して小屋を作って飼ってみてん。タヌキってすんごい凶暴やねん。じっとしてないの、すんごく暴れる。ポンポコポン~なんてお腹叩いてるような愛らしさはカケラもないからね。タヌキのエサがわからんから『不良品の卵』みたいなカラがフニャフニャの卵が出来るんやけどそれをエサとして与えててん2日間。そしたら3日目に、小屋の地面と林の斜面を掘ってタヌキは逃げてた。」
「タヌキ飼ってたってスゴイやん…タヌキの本物を飼ってたってコトやろ?」
「完全に野生のタヌキやからスリムやで。タヌキって太ってるキャラやけど、本物のタヌキは痩せててキツネとええ勝負。身が軽いねタヌキは。穴掘って逃げるくらいやから。絶対に人間に慣れたくないみたい。」
「たった2日しか飼えへんかったんやな…」
「うん。知ってる?ニワトリは3歩で忘れる・ネコは3日で家に就く・犬は3日喰わせりゃ恩を忘れない、って言うてな?そうゆう『3』の法則があんねん、飼う動物には。鶏はアホやから3歩あるいたらもう何も覚えてナイねん。ネコは人ぢゃなくて家につくの、3日でその家につくけどその家の人が変わったとしても去っては行かない。犬は人間に従順、3日喰わせたら絶対にその恩を忘れず主人に尽くす。そう言われてんの。そんでその中にまた新しい『3』の法則が、タヌキを飼ったことで追加されてん。タヌキは3日で脱獄。穴掘ってまで逃げたかったくらい必死やねん。よっぽど飼い慣らされたくなかったんやろうな。タヌキ、お~た~けぇ~っ!」
「タヌキ…あんまり飼おうとは思わんやろうなぁ…」
「うん、3日で脱獄するからな。ペットとして不向き。そんなことも知れたし、拾って動物を飼う経験はもうええわ。」
「まぅ…いつ寿命がキてもええな。」
「いいよ、私は構わない。私が死んで悲しむひとがいると思うとちょっと心が痛いけど、それもなさそうだし。ヘイポーが悲しかったら、寿命のこと考えてみようか?タバコやめる事、考えてみようか?」
「いや?ええで、まぅがええなら。ボクにはボクの人生があるから。」
「でしょう?…とりあえず一服するわ。」
「そうやな。」
やめる必要、ナイみたいだ。
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2010-02-15 23:40 | +開楽館+ | Comments(0)
カテゴリ
第9回エッセイ・ブログ大賞
エントリー中

最新のコメント
>all holiday..
by yoyo4697ru980gw at 22:32
盆踊りで検索していたらた..
by all holiday at 00:37
oriさん、ツッチーに結..
by yoyo4697ru980gw at 23:56
こんにちは、ツッチーの娘..
by ori at 14:12
これはこれは「とうま」さ..
by yoyo4697ru980gw at 09:42
ブログジャンル
以前の記事
記事ランキング
画像一覧
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
検索
ファン
フォロー中のブログ
外部リンク