ささやかな余裕

どうやらフルハウスの冬の電気代・ガス代は1万円を超える見込みである。お金のことなんて二の次と電気代も考えず早朝からエアコンで温風を送っていた12月、「そら超えるわな~」と1万円を超えた電気代に納得した上で以降の電気代節約は心掛けたが、結果は「1月も超えるだろう」という予感。おまけにガス代も1万円を超えた。冬の電気・ガス料金で約2万5千円が飛ぶということだ。
今までの文化暮らしで一番高いのは「夏の電気代」であった。「金よりも快適な睡眠」が欲しい夏の夜、我が家では設定温度の節約はするものの風呂上がりから朝起きるまでエアコンガンガンで、冷え性の私だけがひとり頭から布団を被って寒さに耐えるような具合。しかしそうまでガンガン使っても、夏の電気代はMAXで8千円台。7年間で1万円を超えたことなど一度もなかった。それも超えるのは3ヶ月間である。それ以外の9ヶ月間は平均でその半額であるわけだから金よりも快適をとり、跳ね上がる電気代を考慮してその他の季節で帳尻を合わせてきた。

「文化の冬の電気代の3倍やねん…。部屋数が増えるんやから電気代が高くなることは予想してたけど…いくらなんでも3倍はなかった…夏の基準で考えても『倍になる』くらいでなら許せるって考えてたけど、正直、ホンマに倍になるなんて思ってもなかったしね…『ちょっと高くなる』くらいで思ってたのに誤算や。文化の電気代が平均3~4千円やってん。フルハウス、1万3千ナンボ…かかりすぎやろぉ…」
「12月はアレやろぉ…エアコン使いまくってたから。今月も1万超えたん?」
「いや…まだ電気代の伝票はキてないはずやけど…節約を意識したこの次月の1ヶ月間…1月25日まで節約を心掛けたのにガス台…1万…超えた…フルハウスでの暮らし…悪い意味でハリがあるわァ…毎日。」
「電気代ぢゃなくてガス代やろ?超えたの。」
「たいがいの家庭で、ガス代は電気代を下回るもんやねん。安いほうのガス代が1万円を超えてるってコトは電気代は確実に超えてるよ…ガスファンヒーター使ってるってのはあるけど、ガスだけちゃうからなガスファンヒーター…電気のコンセントも繋いでんねで?使ってんねやろなぁ電気も…ダブル・ダブル。」
「冬だけかもしらんで?この家、寒いから。夏はエアコンいらんくらい涼しいってイノッキのおばーちゃんゆぅてたんやろ?」
フルハウスの切迫した光熱費をチョモは長い目でみて総合的な評価でイくようだ。
確かに、イノッキのおばーちゃんち(豪邸)の裏に位置している我が家の日当たりが悪くて「フルハウスだけが寒い」というわけではないようだ、ということをイノッキのおばーちゃんからは聞いた。フルハウスより日照時間の長いおばーちゃんちも、めちゃめちゃ寒いようである。「でも夏はホンマに涼しいねんよココは。窓を開けといたら風通しがよくて。エアコンいらんくらい涼しいねん。」と言っていた。
「フルハウスの冬の電気代が文化の夏の電気代に匹敵すると考えても高すぎるよ…文化は電気代だけが上がったけどガス代も上がるって…いよいよ目に見えて足りないお金が3万に近くなってきた。」
今後、夏までの様子をみているばやいぢゃないぞチョモ。オマエが寒さに耐えて部屋のファンヒーターを使わなかったとしても、夏に期待通りエアコンを使わないくらい涼しかったとしても、冬の電気・ガス代が高すぎて「トントン」に出来ない状況だ。夜中に寝る間を惜しんでまでシュークリームを焼いているばやいぢゃないぞチョモ。暇さえありゃ焼きプリン作ってるばやいぢゃねぇんだチョモ。思い立って生キャラメルを40分もクツクツやってんぢゃねぇよチョモ…しかも吹きこぼしやがって…ガス代使って垂れ流し生キャラメル作るようじゃパティシエにはなれねぇぞ。ガスコンロに生キャラメル喰わしてんぢゃねぇよ。

「春になってから~…なんてゆぅてるばやいでもないなァって今日おもて、とうとうハローワークの求人を見るまで具体的に動いたよ…」
「ふぅ~ん…」
生キャラメルがうまく固まらず失敗したというチョモは、今度は成功するよう「もっと長い時間やってみよっかな…」と40分以上クツクツやることを宣言して私の神経を逆なでした。
「なんで生キャラメル作るかなァ…」
「なんやねん、まぅ…。電気代がーゆぅからシュークリームもプリンも作ってナイやろ。」
「ガス使っとるやんけ。オマエはどーなりたいねんっお菓子にまで手を出して…陸上極めるんちゃうんか~…腹筋背筋やれや…それなら金はかからんから…」
「買うより作るほうが安いねんからこれも節約や。」
「何も喰わんかったらもっと節約や。おやつぢゃなくてごはんで腹を満たせ。」
「おぉ~っほ~♪うぅ~~~~っまそっ♪」
トーストに「失敗生キャラメル」を塗り、似非パティシエご満悦。

「ネットでの職安求人って、どうも詳しいトコまで表示されへんみたいやねん。事業所名とか就業場所とかな?でも『学食のおばちゃん』っていう求人があってん。どうよ『学食のおばちゃん』ええなぁおもて。」
「それ『学食のおばちゃん』って載ってるん?」
「いや…『学食のおばちゃん』て書いてるわけぢゃないけど…『市内高校の食堂』て書いてた。てことは『学食のおばちゃん』ってコトやんか。そんなんさぁ、学食ってコトは客は学生ってコトやんか、そしたら昼食の時間以外に客が入ることはもちろん無いわけやん。てことは昼が終われば仕事も終わる。夏休み冬休み春休みがあるやん、学生。てことは仕事は無いやろ。学生おらんのに学食だけやってるなんておかしいやんか。そう考えると、めっさ条件良くないか?私の就業スタイルの希望が叶えられる職場って気がする。」
「…えんちゃう?」
「ただ、ひとつ問題があんねん。春休みがあり夏休みがあり冬休みがあるということは、しょっちゅう収入が途絶えるということやねんなァ。春と冬の休みなら、ま、2週間程度のことやんか。けど夏はまるまる1ヶ月収入ゼロってコトやねん…。夏はボンブーで殆ど外食やからなぁ…ウチの出費は夏が一番かさむのに…ソコに休みが入ると稼ぎ所はナイねんなぁ…それが時給で働くっちゅーことや…ウマくいかんもんや…」
「…ボンブーか…そうやなぁ…ソレがあるなぁ…」

ボンブーをやめよう
そうゆう選択肢がそもそも無いということが、我が家の民たちのささやかな精神的余裕である。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-01-31 00:10 | +開楽館+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA