さ~けるチーズ

おやつでも食べようか、軽食でも食べとこか、小腹を満たす程度、という風に出掛けた先で「ちょっと食べる」シチュエーションになる時がある。そんな時、この夏はヘイポーと私の二人きりであることが多かった。
何にしようかとスーパーに立ち寄ると、決まってヘイポーが「さけるチーズ」というチーズの名前を口にする。「さけるチーズ」それだけでよいと言う。しばらく何も食べたりしない時は、さけるようなチーズごときでは満腹にはならないだろうと思い、もっと食べでのあるものを選ばせるのだが、ヘイポーの様子を見ればかなり「さけるチーズ」に心を奪われて泣く泣く違うものを選んでいるように見える。二度三度、私に却下されてしかたなく「さけるチーズ」を避ける。そこで、「あまり空腹ではないけどおやつでも」の場面で「さけるチーズにしようかなぁ…」とやっぱり言ったヘイポーに「さけるチーズ」を与えてみた。「おやつ」というよりも「つまみ」の印象が濃い。さけるチーズを裂くと「ソフトさきいか」みたいな見た目になるので「つまみ」っぽい。

スーパー内の休憩スペースの椅子に座り、テーブルにおやつを広げる。ヘイポーは「さけるチーズ」を裂く。ほそ~く、ほそ~く、裂く。私が二つ目のおやつを平らげても、まだ半分も裂いていない。
「ヘイポー…そのおやつは時間がかかるな?そやってチマチマ裂くの?」
「うん。アカンの?」
「いや…アカンことはないけど…でもえらい時間がかかるやん…もう私、おやつタイム終わったけど。」
「じゃぁ、もっと太く裂こうか?」
「うん、やってみて。」
じゃぁ…と言ってヘイポーは、きも~ち太めに裂いた。
「…終わりそうもないね今日のおやつ。…いつになったら帰れると思う?」
手持ち無沙汰からもうひとつおやつを出そうとするとヘイポーが言う。
「もうこのまま食べちゃおっかな…裂くのやめて。」
「じゃぁべつに『さけるチーズ』ぢゃなくてもフツーのチーズでよかったぢゃん。『さけるチーズ』にしたからには裂かないと意味がナイんぢゃない?」
「そうやなぁ…」
さけるチーズを裂かない理由、めんどくさい。

2個組だったのでおやつとしてその場でひとつを食べてきたが、もうひとつはまだ冷蔵庫にあるんでねぇか?
さけるんだけど裂くのがめんどくさくて結局は裂かずに食べるムダにさけるチーズ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-08-31 15:04 | +mender!+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA