どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

ナニをおっしゃいますやら

県ルートンがあった日、我々にはボンブーの予定があった。別々に帰宅したので先に着いていたヘイポーと私は少し体を休めたが、19時を過ぎて帰宅したチョモは休む間も無く言った。
「今、病院のトコ通ってきた。始まっとったで?」
「あーそう…行くか…でも今日はホンマに体がしんどいなぁ…とりあえず、水汲みに行ってくる。」
飲み水の調達に近所のスーパーまで自転車をこいでいて私は自身の体に相当の重さを感じたのだが、えらいモンやで~橋の上で聞こえた太鼓の音に、ボンブー魂が反応するではないか。家に戻った私はこう言っていた。
「急いで行こっ!んぢゃ先に行ってるから。」
はぁ…約4時間の運転と炎天下の中での応援でこんなにしんどいのになぁ…体。しかし、ボンブー会場に着いて10分もすると、祭りが終わってしまった。小規模ボンブーであったらしい。現地集合することになっていたカイAが着いた途端に終了。「終わりやて。」と教えると「え…」と言い、しばしチョモを待った。ルートンから戻って何も口にしていなかったチョモは腹ペコであり、ボンブー会場に着いた時に太鼓が叩かれていなかったので「休憩タイムみたいやから何か食べ物でも」と近所のスーパーに小腹を満たす食べ物を買いに行っていたのである。だって祭りなのに屋台のひとつもなかったから。食べ物を買って戻ったチョモに、「花火をチョロチョロっとやっててんけど、それが終わったら祭り終了のご挨拶が…」と告げると「えっ?!もうっ?!」とびっくらこいていた。後ろの坂道を指差し「帰って来る時あっこから降りてきてんで、太鼓が聞こえたから。なんや…あの時でボンブーは終わってたんか…」と言ったチョモ。

ルートンの時には朝が早いので、学校まで自転車で行ってよいことになっている。決められた通学路があるのだが、一切守らずに好き勝手な道を選択しているようだ。川沿いの道をツーーーーと真っ直ぐ信号も気にせず帰宅途中「今夜のボンブーはムリ~」と体は悲鳴を上げていたらしい。それは前から言っていることだった。県ルートンの日にボンブーがあるけれど一番必死で走るルートンだからボンブーを楽しむ体力はあるまいアンタは体を休めな、我々二人で行ってくるぜぃ任しとけぃ、と。しかしえらいモンやで~太鼓の音に「おっ♪やってる♪」と体が反応し、音に誘われ坂道を下ったと言うのである。恐るべしボンブー魂。
「リンゲンがボンブーに行くのアカンゆぅねん。」
「なんですと?なにリンゲンにボンブーの話、しとんねん。」
「いや…今日…盆踊りをしてるっていう話しになってんやん…そしたらリンゲンがあんま夜は出歩かんほうがええでって。」
「ナニをおっしゃいますやら。『盆踊り、すなわち筋トレです。』て主張せんかいな。トレーニングやないか。」
我々のボンブーは改良に改良を重ね、ものすんごいハードな盆踊りと化している。二の腕と太ももふくらはぎにクるよ。はんなりと踊っているわけではないのだ。腕はあげっぱなし、ステップの移動幅はMAX、ジャンプは最大限、コアリズムよりリズミカルな2時間のエクササイズである。夏の終わりには3キロ痩せているほどなのだから、その凄まじい運動量がおわかりになるだろう。腕や足についている筋肉の50%はこのボンブーによってついたものであることを、カニ腹のチョモは知っている。こないだ先輩に訊かれてこう答えていた。
「千徒って小学校の時、何かスポーツやってたん?」
「いや?何も。」
「家で筋トレやってる?」
「いや?とくには。」
「じゃぁ~どやったらソコに筋肉がつくん?」
「ココの筋肉ですか?盆踊りです。行きましょうよ~っセンパ~イっ!」

中学校近くの公園であるボンブーに行くことをチョモは渋っていた。理由は二つ、その公園で行われるボンブーが小規模であることと先輩が行くこと、である。
「先輩が行くって、アンタが誘ったんやんか。」
「いや、ソッチの先輩じゃなくて、女子の先輩。」
「ええやん、女子の先輩だろうがボンブーに引き込んぢゃえば。」
「絶対、踊るような先輩ちゃうねん。それに…絶対…からかわれんねよなぁ…もう前の祭りでボンブーやってるトコみられてたみたいでそん時も言われてん。大人しいひとやと思ってたけど踊るんや~、とか。」
「アンタ、ま~だそんなに学校でネコ被ってんの?アンタのドコが大人しいねん、うるさぁてしゃ~ないわ。」
「真面目なひとやと思ったけどおちゃらけてんねんな~、とかな。」
「まだ『まぢめちゃんキャラ』かましとんか。真面目な顔してゆぅたら?『盆踊りは先祖供養です』って。いまさら恥ずかしがることもないぢゃんけ。」
「まぅだって、可否小の盆踊りは知り合いに会うからイヤやな~ゆぅてたやろぉ?」
「私の『イヤやな~』は、アンタのイヤとは理由がちゃうわい。」
我が可否小の盆踊りに知り合いが多くてイヤなんは、ボンブーに集中でけんからや。私は今年、族長として無形文化財である「むぎわら音頭」を覚えそれをエクササイズにアレンジするという重大任務を負っているのだ。これがほぼ完成に近づいているのである。今年こそモノにしたいのだ。しかし可否小では数多くの知り合いに会うことだろう。「あ~どうも~」ダケで大人の会話が終わると思うのか。ソコは立ち話のひとつやふたつ、井戸もねぇのに井戸端会議のひとつやふたつ、交わし合ってこそ地域の交流というもんが成り立つわけである。
「むぎわら音頭」が流れる回数は、一カ所で2回あればいいトコロ。前回のイタショウで私はその貴重な一回を逃してしまった。イタショウでは「むぎわら音頭保存会」のひとたちが踊るのである。ボンブーの輪の一番外側で、保存会のひとたちの「これぞむぎわら音頭」という正式な踊りを学習していたトコロを、私は知らないおばちゃんに捕まった。おばちゃんは内側の輪から私に近づきこう言った。「おねぇーちゃん、コレは切ってんのぉ??」私に向って歩いて来て私に話しかけるひとを、無視することなど出来ようか。「はい…切って…ます…」と言いながらも私は保存会のひとたちの踊りを覚えていた。しかしおばちゃんは、私の切った浴衣をベロ~ンとまくり上げ、「どうやって着てんのぉ~ん?」となおもご質問。私は「あぁ…むぎわらが…」と後ろ髪を引かれる思いでおばちゃんの質問に全て答えた。帯はどうなってんのか、帯無しでも着られるか、幅はどうか丈はどうか、柄がどうで腰紐はどのあたりか、全て答えたさ。「ちょっと長めに切っておいてベルトをしてから、からげて着てはどうでしょうか、ラクですよ。」帯がイヤだと言うおばちゃんに私が最終的に提案した時には、むぎわら音頭は終わっていた。そしてそれ以降「むぎわら音頭」は流れなかった。…もう「むぎわら音頭」を逃したくないのだよ、族長は。世間話に花を咲かせているばやいぢゃ、ないんである。

さっ!合宿までの一週間!!ボンブー筋肉つけまっしょいっ!!
先祖供養DEエクササイズ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-08-03 00:15 | +開楽館+ | Comments(0)
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